ヒトモトススキ

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ヒトモトススキ Cladium jamaicense Crantz subsp. chinense (Nees) T.Koyama

シノニム

  • Cladium chinense Nees(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用)
  • Cladium jamaicense Crantz var. chinense (Nees) T.Koyama

その他

  • Cladium jamaicense Crantz(広義のヒトモトススキに対する学名.)

分類

被子植物門 Magnoliophyta > 単子葉植物綱 Liliopsida > カヤツリグサ目 Cyperales > カヤツリグサ科 Cyperaceae > ヒトモトススキ属 Cladium

解説

  • 高さ1-2 mになる大型の多年草.
  • 日本産のカヤツリグサ科では最大.
  • 葉は厚く硬く光沢があり,縁や中肋に鋭い鋸歯がある.
  • 株立ちになり,互いに地下茎でつながり,密に群生する.
  • 花は小型で,多数の小穂が塊になり,花茎上で複数にまとまる.
  • 海岸に近い湿地で多くみられるが,自生地が減少している.

花期

  • 宮島での花期は7月中旬-8月上旬.

分布・産地・天然記念物

標本

慣用名・英名・広島県方言

  • シシキリガヤ
    • 鋭い鋸歯から別名シシキリガヤと呼ぶ.
  • 英名

備考

  • 環境庁コード: 76400

文献(出典)

  1. 広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(編). 1997. 広島県植物誌. Pp. 832. 中国新聞社, 広島.
  2. 広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所. 2009. 宮島の植物. 7月,8月,9月. Club FMはつかいち Magazine 5: 20-21.

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