「ハマネナシカズラ」の版間の差分
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* ハマネナシカズラは雄しべが花冠裂片の間から突き出さないが,アメリカネナシカズラは長く突き出し,花冠内面の付属物も大きくて雄しべに接している. | * ハマネナシカズラは雄しべが花冠裂片の間から突き出さないが,アメリカネナシカズラは長く突き出し,花冠内面の付属物も大きくて雄しべに接している. | ||
2020年1月10日 (金) 11:54時点における最新版
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ハマネナシカズラ Cuscuta chinensis Lam.
シノニム
その他
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > ヒルガオ科 Convolvulaceae > ネナシカズラ属 Cuscuta
解説
- 関ほか(1975)が宮島から報告したものは,アメリカネナシカズラであった.
- 広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)の中で,関ほか(1975)でハマネナシカズラとして報告されたものはアメリカネナシカズラであると訂正している.
- ハマネナシカズラは雄しべが花冠裂片の間から突き出さないが,アメリカネナシカズラは長く突き出し,花冠内面の付属物も大きくて雄しべに接している.
花期
分布・産地・天然記念物
分布
産地
天然記念物
標本
- 広島市神原(um-5060),尾道市満越(sf-2855),神辺町川南(sf-3081),府中市芦田川(sf-5549),内海町横島(sf-411),福山市川尻(sf-3921)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- ハマネナシカヅラ
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 47100
文献(出典)
- 土井(1983),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
引用文献
- 関 太郎・中西弘樹・鈴木兵ニ・堀川芳雄.1975. 厳島(宮島)の維管束植物.天然記念物彌山原始林・特別名勝厳島緊急調査委員会編,厳島の自然-総合学術研究報告-.pp. 221-332. 宮島町,広島.
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