「ニホントカゲ」の版間の差分

提供: 広島大学デジタル自然史博物館 植物
移動: 案内検索
(ページの作成:「<span style="font-size:10">[http://www.hiroshima-u.ac.jp/index-j.html 広島大学] > [http://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/digital.htm 広島大学デジタル博...」)
 
 
(3人の利用者による、間の40版が非表示)
1行: 1行:
<span style="font-size:10">[http://www.hiroshima-u.ac.jp/index-j.html 広島大学] > [http://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/digital.htm 広島大学デジタル博物館] > [http://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~main/ デジタル自然史博物館]</span>
+
<span style="font-size:10">[http://www.hiroshima-u.ac.jp/index-j.html 広島大学] > [http://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~museum/ デジタル自然史博物館] > [[メインページ]] > [[郷土の動物|郷土の動物]] > [[広島県の爬虫類]] > [[ニホントカゲ]] | [[広島県の動物図鑑]] / [[広島県の動物図鑑/和名順/ブロック|和名順]] </span>
  
= 二ホンカナヘビ ''Plestiodon japonicus'' =
+
[[ファイル:20160426ニホントカゲ成体オス_廿日市市宮島町_田守撮影_DSC_0927 (2).JPG|200px|thumb|right|ニホントカゲの成体(オス)(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 田守泰裕, Apr. 26, 2016)]]
 +
[[ファイル:20160426ニホントカゲ_廿日市市宮島町_池田撮影_IMG_9821.JPG|200px|thumb|right|ニホントカゲ成体(オス).繁殖期のオスのあごや喉にはオレンジ色の婚姻色が現れる.(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 池田誠慈, Apr. 26, 2016)]]
 +
[[ファイル:20180410ニホントカゲ成熟オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_8602s.JPG|200px|thumb|right|日光浴中のニホントカゲ成熟オス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 10, 2018)]]
 +
[[ファイル:20160426ニホントカゲ成体オスあご_廿日市市宮島町_池田撮影_IMG_9825_9827.JPG|200px|thumb|right|ニホントカゲ成体(オス).繁殖期のオスのあごや喉にはオレンジ色の婚姻色が現れる.(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 池田誠慈, Apr. 26, 2016)]]
 +
[[ファイル:20190420ニホントカゲ_東広島市鏡山_岩﨑撮影_IMG_4667s.JPG|200px|thumb|right|ニホントカゲのオスの戦闘.互いの頭部を噛みつき合う.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 岩崎元道, Apr. 20, 2019)]]
 +
[[ファイル:20090422ニホントカゲ成体(オス)_庄原市本郷町_大川撮影_IMGP7331.JPG|200px|thumb|right|ニホントカゲの成体(オス).繁殖期のオスのあごや喉にはオレンジ色の婚姻色が現れる.(広島県庄原市本郷町; 撮影: 大川博志, Apr. 22, 2009)]]
 +
[[ファイル:20160426ニホントカゲ成体オス背面_廿日市市宮島町_池田撮影_IMG_9840.JPG|200px|thumb|right|ニホントカゲ成体(オス).幼体の時に背面に5本あった縦帯と尻尾の鮮やかな青色は成長すると薄れる.(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 池田誠慈, Apr. 26, 2016)]]
 +
[[ファイル:20160531ニホントカゲ成体オス_三原市沼田町_池田撮影_IMG_10939.JPG|200px|thumb|right|岩の割れ目に潜むニホントカゲ成体(オス).(広島県三原市沼田町; 撮影: 池田誠慈, May 31, 2016)]]
 +
[[ファイル:20160426ニホントカゲ成体オス_廿日市市宮島町_田守撮影_DSC_0892.JPG|200px|thumb|right|ニホントカゲの成体(オス).無毒で,咬む力は弱く怪我をすることはない.(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 田守泰裕, Apr. 26, 2016)]]
 +
[[ファイル:20170404ニホントカゲ成体_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_18288.JPG|200px|thumb|right|ニホントカゲの成体(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 4, 2017)]]
 +
[[ファイル: 20200325ニホントカゲ幼体_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_105714s.jpg|200px|thumb|right|ニホントカゲの幼体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Mar. 25, 2020)]]
 +
[[ファイル: 20180712ニホントカゲ亜成体_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_15435s.JPG|200px|thumb|right|[[サクラ]]の幹で日光浴をするニホントカゲ(亜成体).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul.12, 2018)]]
 +
[[ファイル:20190801ニホントカゲ幼体_三原市沼田東町_池田撮影_IMG_47073s.JPG|200px|thumb|right|ニホントカゲの幼体.背面の5本の黒い縦縞と青い尻尾が特徴的.(広島県三原市沼田東町; 撮影: 池田誠慈, Aug. 1, 2019)]]
  
= 分類 =
+
= 二ホントカゲ ''Plestiodon japonicus'' =
 +
 
 +
== 分類 ==
 
動物界 Animalia
 
動物界 Animalia
 
> 脊索動物門 Chordata  
 
> 脊索動物門 Chordata  
14行: 28行:
 
> ニホントカゲ ''Plestiodon japonicus''
 
> ニホントカゲ ''Plestiodon japonicus''
  
= 解説 =
+
== 解説 ==
 +
* 本州西部と四国,九州,およびその周辺の島々に分布.
 +
* 広島県では市街地を中心に数が減っているが各地に広く分布.
 +
* 宮島では日当たりの良い岩場や山道周辺,民家の庭先などで観察できる.
 +
* 民家の庭先などでは,[[ニホンカナヘビ]]と同所的に見られる場所もある.
 +
* 幼体の体は黒地で頭部から尾部に向かって5本のすじ(縦帯)があり,尾が鮮やかな青色をしている.成長するにつれて縦帯や尾の青色は失われていく.
 +
* 繁殖期のオスには,顎(あご)や喉にオレンジ色の婚姻色が現れる.
 +
* 昼行性で昆虫,クモ,ミミズなどを食べる.日中は日当たりの良い場所で日光浴をする.
 +
* いわゆる「トカゲの尻尾切り」(自切)を行い,捕食者から逃げる.
 +
* [[ニホントカゲとニホンカナヘビの見分け方]]
  
= 備考 =
+
== 天然記念物・RDB ==
 +
* 広島県RDB(2011):準絶滅危惧 (NT)
 +
 
 +
== 慣用名・英名・広島県方言 ==
 +
=== 慣用名 ===
 +
* トカゲ
 +
 
 +
=== 英名 ===
 +
* Japanese five-lined skink
 +
 
 +
=== 広島県方言 ===
 +
* とかげ
 +
 
 +
== 備考 ==
 
* [[宮島の爬虫類|宮島に生息する爬虫類]]
 
* [[宮島の爬虫類|宮島に生息する爬虫類]]
 +
* [[広島県の爬虫類]]
 +
 +
== 文献(引用) ==
 +
* 比婆科学教育振興会(編). 1996. 広島県の両生・爬虫類. 168 pp. 中国新聞社, 広島.
 +
 +
----
 +
<span style="font-size:10">[http://www.hiroshima-u.ac.jp/index-j.html 広島大学] > [http://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~museum/ デジタル自然史博物館] > [[メインページ]] > [[郷土の動物|郷土の動物]] > [[広島県の爬虫類]] > [[ニホントカゲ]] | [[広島県の動物図鑑]] / [[広島県の動物図鑑/和名順/ブロック|和名順]] にもどる</span>
  
[[Category:広島県の動物]]
 
[[Category:広島県]]
 
[[Category:宮島]]
 
 
[[Category:動物]]
 
[[Category:動物]]
[[Category:爬虫類]]
+
[[Category:広島県の動物]]
 
[[Category:P]]
 
[[Category:P]]
 +
[[Category:ト]]
 
[[Category:ニ]]
 
[[Category:ニ]]
 +
[[Category:爬虫類]]
 +
[[Category:有鱗目]]
 +
[[Category:トカゲ科]]
 +
[[Category:広島県]]
 +
[[Category:宮島]]
 +
[[Category:標準和名]]
 +
[[Category:RDB]]

2020年4月2日 (木) 10:00時点における最新版

広島大学 > デジタル自然史博物館 > メインページ > 郷土の動物 > 広島県の爬虫類 > ニホントカゲ | 広島県の動物図鑑 / 和名順

ニホントカゲの成体(オス)(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 田守泰裕, Apr. 26, 2016)
ニホントカゲ成体(オス).繁殖期のオスのあごや喉にはオレンジ色の婚姻色が現れる.(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 池田誠慈, Apr. 26, 2016)
日光浴中のニホントカゲ成熟オス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 10, 2018)
ニホントカゲ成体(オス).繁殖期のオスのあごや喉にはオレンジ色の婚姻色が現れる.(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 池田誠慈, Apr. 26, 2016)
ニホントカゲのオスの戦闘.互いの頭部を噛みつき合う.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 岩崎元道, Apr. 20, 2019)
ニホントカゲの成体(オス).繁殖期のオスのあごや喉にはオレンジ色の婚姻色が現れる.(広島県庄原市本郷町; 撮影: 大川博志, Apr. 22, 2009)
ニホントカゲ成体(オス).幼体の時に背面に5本あった縦帯と尻尾の鮮やかな青色は成長すると薄れる.(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 池田誠慈, Apr. 26, 2016)
岩の割れ目に潜むニホントカゲ成体(オス).(広島県三原市沼田町; 撮影: 池田誠慈, May 31, 2016)
ニホントカゲの成体(オス).無毒で,咬む力は弱く怪我をすることはない.(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 田守泰裕, Apr. 26, 2016)
ニホントカゲの成体(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Apr. 4, 2017)
ニホントカゲの幼体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Mar. 25, 2020)
サクラの幹で日光浴をするニホントカゲ(亜成体).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul.12, 2018)
ニホントカゲの幼体.背面の5本の黒い縦縞と青い尻尾が特徴的.(広島県三原市沼田東町; 撮影: 池田誠慈, Aug. 1, 2019)

目次

二ホントカゲ Plestiodon japonicus

分類

動物界 Animalia > 脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 爬虫綱 Reptilia > 有鱗目 Squamata > トカゲ亜目 Lacertilia > トカゲ科 Scincidae > トカゲ属 Plestiodon > ニホントカゲ Plestiodon japonicus

解説

  • 本州西部と四国,九州,およびその周辺の島々に分布.
  • 広島県では市街地を中心に数が減っているが各地に広く分布.
  • 宮島では日当たりの良い岩場や山道周辺,民家の庭先などで観察できる.
  • 民家の庭先などでは,ニホンカナヘビと同所的に見られる場所もある.
  • 幼体の体は黒地で頭部から尾部に向かって5本のすじ(縦帯)があり,尾が鮮やかな青色をしている.成長するにつれて縦帯や尾の青色は失われていく.
  • 繁殖期のオスには,顎(あご)や喉にオレンジ色の婚姻色が現れる.
  • 昼行性で昆虫,クモ,ミミズなどを食べる.日中は日当たりの良い場所で日光浴をする.
  • いわゆる「トカゲの尻尾切り」(自切)を行い,捕食者から逃げる.
  • ニホントカゲとニホンカナヘビの見分け方

天然記念物・RDB

  • 広島県RDB(2011):準絶滅危惧 (NT)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • トカゲ

英名

  • Japanese five-lined skink

広島県方言

  • とかげ

備考

文献(引用)

  • 比婆科学教育振興会(編). 1996. 広島県の両生・爬虫類. 168 pp. 中国新聞社, 広島.

広島大学 > デジタル自然史博物館 > メインページ > 郷土の動物 > 広島県の爬虫類 > ニホントカゲ | 広島県の動物図鑑 / 和名順 にもどる