ニホントカゲとニホンカナヘビの見分け方
提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動解説
- ニホントカゲの幼体は黒地で頭部から尾部に向かって5本のすじ(縦帯)があり,尾が鮮やかな青色をしている.
- ニホントカゲの鱗は金属光沢をもち滑らかであるが,ニホンカナヘビの鱗は光沢なくざらざらとしている.
- ニホンカナヘビは全長に対して尾長が長い(ニホンカナヘビの尾長は全長の約2/3,ニホントカゲの尾長は全長の半分程度).
- ニホントカゲはトカゲ科,ニホンカナヘビはカナヘビ科に属する.
- ニホントカゲは英語で“Japanese five-lined skink”,ニホンカナヘビは“Japanese grass lizard”.ニホントカゲはいわゆる「skink(スキンク)」の仲間で,ニホンカナヘビの方が「lizard(リザード)」の仲間となる.
見分け方に関連するページ
両生類
爬虫類
鳥類
昆虫
- ノコギリカミキリとニセノコギリカミキリの見分け方
- シロテンハナムグリとシラホシハナムグリの見分け方
- カナブンとシロテンハナムグリ属の見分け方(幼虫)
- アブラゼミとミンミンゼミの見分け方(終齢幼虫・抜け殻)
- ヒカゲチョウとクロヒカゲの見分け方
- シモフリスズメとエゾシモフリスズメの見分け方
- オオミズアオとオナガミズアオの見分け方
- ツマキシャチホコ類の見分け方
- オオカマキリとチョウセンカマキリの見分け方
- ハラビロカマキリとムネアカハラビロカマキリの見分け方
- ハヤシノウマオイとハタケノウマオイの見分け方
- カンタンとヒロバネカンタンの見分け方
- コバネイナゴとハネナガイナゴの見分け方
- アオイトトンボ・オオアオイトトンボ・コバネアオイトトンボの見分け方
- マユタテアカネ・ヒメアカネ・マイコアカネの見分け方
- マルケシゲンゴロウ属の見分け方
- セマルガムシ属の見分け方
広島大学総合博物館のイベント
賀茂北高生がガイド!オオサンショウウオ調査体験!
11月2日(日)に,「賀茂北高生がガイド!オオサンショウウオ調査体験!」を実施します
東広島市豊栄町には国の特別天然記念物オオサンショウウオが生息しています。
今回の調査体験のガイドは、保全に取り組む賀茂北高校の高校生!
地域の希少な生き物を守る体験を、あなたもしてみませんか?
日時:11月2日(日)10:00~12:00
場所:乃美地域センター(東広島市豊栄町乃美3163)
対象:小学3年生以上
定員:20名(抽選)
申込:https://forms.gle/zR81rAsfZqS2tzMbA
参考文献
- 比婆科学教育振興会(編). 1996. 広島県の両生・爬虫類. 168 pp. 中国新聞社, 広島.
更新履歴
- 2015.05.08 ページ作成
- 2016.04.27 図を追加.
広島大学 > デジタル自然史博物館 > 動物総合ページ > 郷土の動物 > 広島県の爬虫類 > ニホントカゲとニホンカナヘビの見分け方 | 広島県の動物図鑑 / 和名順