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=ニホンウナギ ''Anguilla japonica''=
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==分類==
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動物界 Animalia
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> 脊索動物門 Chordata
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> 脊椎動物亜門 Vertebrata
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> 顎口上綱 Gnathostomata
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> 硬骨魚綱 Osteichthyes
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> ウナギ目 Anguilliformes
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> ウナギ科 Anguillidae
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> ウナギ属 ''Anguilla''
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> ニホンウナギ ''Anguilla japonica''
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==解説==
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*日本全国に広く分布するが,仔魚が黒潮や対馬海流などの暖流にのって渡来するため,東北地方や北海道には少ない.
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*広島県の全水系に広く分布するが,最近は海からのぼってくる天然ニホンウナギの数が少なくなり,各河川とも放流が行われている.
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*県内ではウナギ養殖は盛んではなく,放流用のニホンウナギは四国からのものが多い.
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*山野峡(高梁川水系)や三段峡(太田川水系)の滝では,幼魚の滝登りが見られたこともある.
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*成魚の体長は40~90 cm,日本での最大記録は130 cm,5.5 kgのメスで年齢は17歳以上という.
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*河川,湖沼,上流,下流を問わず生息し,小魚,カニ,エビ,貝,大型の水生昆虫などを食べる.
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*産卵場は琉球列島南方水域の中層部と推定されている.
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==天然記念物・RDB==
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*環境省RDBカテゴリ:絶滅危惧IB類(EN)
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==慣用名・英名・広島県方言==
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===慣用名===
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*うなぎ
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===英名===
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===広島県方言===
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*うなぎ
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*おなぎ
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*しらすうなぎ(透明な時期)
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*いとうなぎ
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*はりうなぎ(黒くなり始めたもの)
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*かにくい
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*がにくい
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*おおうなぎ(60 cm以上)
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*ごまうなぎ(小黒斑のあるもの)
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==備考==
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*[[広島県の淡水魚]]
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*[[魚類図鑑]]
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==参考文献==
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*比婆科学教育振興会(編).  1994.  広島県の淡水魚, 増補改訂版.  239 pp.  中国新聞社, 広島.
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*中坊徹次(編).  2013.  日本産魚類検索 全種の同定, 3版.  xlix + xxxii + xvi + 2428 pp.  東海大学出版会, 秦野.
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*田口 哲.  2014.  フィールドガイド 淡水魚識別図鑑 日本で見られる淡水魚の見分け方.  256 pp. 誠文堂新光社, 東京.
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ニホンウナギ(島根県中海; 撮影: 加村, Nov., 2004)

ニホンウナギ Anguilla japonica

分類

動物界 Animalia > 脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 顎口上綱 Gnathostomata > 硬骨魚綱 Osteichthyes > 条鰭亜綱 Actinopterygii > ウナギ目 Anguilliformes > ウナギ科 Anguillidae > ウナギ属 Anguilla > ニホンウナギ Anguilla japonica

解説

  • 日本全国に広く分布するが,仔魚が黒潮や対馬海流などの暖流にのって渡来するため,東北地方や北海道には少ない.
  • 広島県の全水系に広く分布するが,最近は海からのぼってくる天然ニホンウナギの数が少なくなり,各河川とも放流が行われている.
  • 県内ではウナギ養殖は盛んではなく,放流用のニホンウナギは四国からのものが多い.
  • 山野峡(高梁川水系)や三段峡(太田川水系)の滝では,幼魚の滝登りが見られたこともある.
  • 成魚の体長は40~90 cm,日本での最大記録は130 cm,5.5 kgのメスで年齢は17歳以上という.
  • 河川,湖沼,上流,下流を問わず生息し,小魚,カニ,エビ,貝,大型の水生昆虫などを食べる.
  • 産卵場は琉球列島南方水域の中層部と推定されている.

天然記念物・RDB

  • 環境省RDBカテゴリ:絶滅危惧IB類(EN)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • うなぎ

英名

広島県方言

  • うなぎ
  • おなぎ
  • しらすうなぎ(透明な時期)
  • いとうなぎ
  • はりうなぎ(黒くなり始めたもの)
  • かにくい
  • がにくい
  • おおうなぎ(60 cm以上)
  • ごまうなぎ(小黒斑のあるもの)

備考

参考文献

  • 比婆科学教育振興会(編). 1994. 広島県の淡水魚, 増補改訂版. 239 pp. 中国新聞社, 広島.
  • 中坊徹次(編). 2013. 日本産魚類検索 全種の同定, 3版. xlix + xxxii + xvi + 2428 pp. 東海大学出版会, 秦野.
  • 田口 哲. 2014. フィールドガイド 淡水魚識別図鑑 日本で見られる淡水魚の見分け方. 256 pp. 誠文堂新光社, 東京.

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