ツルシキミ
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ツルシキミ Skimmia japonica Thunb. var. intermedia Komatsu f. repens (Nakai) Hara
シノニム
その他
分類
維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱 Magnoliopsida > バラ上目 Rosanae > ムクロジ目 Sapindales > ミカン科 Rutaceae > ミヤマシキミ属 Skimmia
旧分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > ミカン科 Rutaceae > ミヤマシキミ属 Skimmia
解説
- シキミという名前がついているが,シキミとは別のミカン科の植物.
- 多雪地帯の森林の林床で見られる.日本海側のブナ林で,日本海要素のユキツバキやエゾユズリハ,ハイイヌガヤなどとともに見られる.
- 全草および果実は有毒.成分はアルカロイドのジクタミンなど.
- ミヤマシキミとの中間型もあるが,ツルシキミの幹は地上をはい,あまり枝分かれせず,葉は短くて幅が広い.
花期
分布・産地・天然記念物
分布
- 東アジアの日本から樺太に分布.
- 日本では,北海道から本州の日本海側,太平洋側では海抜の高い冷温帯に自生.
- 広島県では,中国山地の多雪地帯のブナ林などに分布する.
産地
天然記念物
標本
- 東城町三国山(mt-8067),比婆山(yy-1278),口和町宮内(hn-822),高野町船山(km-7465),神之瀬峡(kk-2688),西城町三坂(hn-1153)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- ツルミヤマシキミ
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 31780
文献(出典)
- 堀川ほか(1959),広島県民の森(1972),山下(1977),土井(1983),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
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