タマミズキ

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タマミズキ(廿日市市宮島町; 撮影: 向井誠二, Jun. 4, 2001)
タマミズキの花(廿日市市宮島町; 撮影: 向井誠二, Jun. 4, 2001)

タマミズキ Ilex micrococca Maxim.

シノニム

その他

種内分類群

  • キミノタマミズキ Ilex micrococca Maxim. f. luteocarpa H.Ohba & S.Akiyama

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > モチノキ科 Aquifoliaceae > モチノキ属 Ilex

解説

  • しばしば大木となり,冬期に落葉した枝に赤い果実が美しい.
  • 広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)によれば「山口県岩国城山には果実が黄色のもの(キミノタマミズキ I. micrococca f. luteocarpa)があるが広島県ではまだ見つかっていない」とされているが,広島県廿日市市宮島で生育が確認されている.
    • 三原市佛通寺にもあるとの情報あり.

花期

分布・産地・天然記念物

分布

  • 広島県では,島嶼部から吉備高原面にかけて分布するが,あまり多くない.

産地

天然記念物

標本

  • 広島市似島(yy-10412),広島市鉾取山(yy-11704),大崎下島(yy-8448),極楽寺山(yy-3563),野呂山(hh-6228),黒瀬町津江(mt-9686),府中町水分峡(mt-10877),倉橋島(km-4382),佐伯町栗栖(km-5165),熊野町石岳山(yw-10117),大和町棲真寺(yy-10389),本郷町用倉山(yy-12730),大竹市弥栄峡(km-5980),宮島(rn-6187),府中市三郎の滝(sf-5572)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 33510

文献(出典)


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