「シラカシ 広島大学東広島キャンパス」の版間の差分

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==特徴==
 
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*ブナ科の常緑高木.
 
*ブナ科の常緑高木.
*和名の由来は,材が白色であることから.樹皮は灰黒色.
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*広島県では,広島県東部のとくに吉備高原面を中心に分布しており,中国山地の高所や沿岸部ではほとんど見られない.
*葉には鋸歯(きょし)があり,葉の裏は白くなく薄い緑色.
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*和名は材の色に由来する.一方,樹皮が灰黒色であるためクロカシとよぶ地域もある.
*果実は堅果(けんか)で,いわゆる「どんぐり」.長さ1.5~1.8cmの卵形でその年の10月頃に成熟する(1年成).
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*葉には鋸歯(きょし)があり,葉の裏は灰緑色.
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*果実は堅果(けんか)で,いわゆる「どんぐり」.長さ1.5~1.8 cmの卵形でその年の10月頃に成熟する(1年成).
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*庭木や公園樹としてもよく植栽される.
 
*広島大学理学部のシンボルツリー.
 
*広島大学理学部のシンボルツリー.
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==ギャラリー==
 
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2021年3月16日 (火) 16:43時点における版

シラカシ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Oct. 7, 2016)
シラカシの堅果(どんぐり)(広島県東広島市鏡山 広島大学東広島キャンパスの植栽木より; 撮影: 池田誠慈, Oct. 7, 2016)
シラカシ(植栽)の樹皮(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Oct. 7, 2016)

シラカシ(広島大学東広島キャンパスの植物)

和名

学名

  • Quercus myrsinifolia Blume

分類

  • ブナ科 Fagaceae

分布

  • 福島・新潟県以西~九州の山地.

東広島キャンパスの花期

  • 4-5月

特徴

  • ブナ科の常緑高木.
  • 広島県では,広島県東部のとくに吉備高原面を中心に分布しており,中国山地の高所や沿岸部ではほとんど見られない.
  • 和名は材の色に由来する.一方,樹皮が灰黒色であるためクロカシとよぶ地域もある.
  • 葉には鋸歯(きょし)があり,葉の裏は灰緑色.
  • 果実は堅果(けんか)で,いわゆる「どんぐり」.長さ1.5~1.8 cmの卵形でその年の10月頃に成熟する(1年成).
  • 庭木や公園樹としてもよく植栽される.
  • 広島大学理学部のシンボルツリー.

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