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2010年3月23日 (火) 17:22時点における版
シバナ Triglochin asiaticum (Kitagawa) A.Love
ホロムイソウ科
解説
細長い葉で,汽水域に生育する多年性草本.満潮時には水没するような湿地に生育する.花は穂状で,夏から秋にかけて黄白色の花を咲かせる.
花の構造などから,ホロムイソウ科ではなく,シバナ科として独立させて取り扱う場合もある.
北海道から九州に分布するが,瀬戸内海沿岸では生育地が少なく,宮島と兵庫県相生市鉄砲山海岸で知られる.相生市那波南本町では天然記念物に指定されている.
和名はシオバナ(塩場菜)が転じたもの.かつて,塩田(塩場)で見られたことから.
慣用名
- ウミニラ
備考
- 広島県RDBカテゴリ: 絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
- 環境庁RDBカテゴリ: 絶滅危惧II類(VU)
- 環境庁コード: 60710
- 県RDB
文献(出典)
- 広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(編). 1997. 広島県植物誌. Pp. 832. 中国新聞社, 広島.