サワガニ
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サワガニ(広島大学東広島キャンパス)
和名
- サワガニ
学名
- Geothelphusa dehaani
分類
- サワガニ科 Potamidae
分布
- 青森県を北限とする本州,四国,九州.
解説
- 渓流や沢などで見られる小型のカニで,「きれいな水」の指標生物になっている.
- 鉗脚(ハサミ)はオスでは片方が大きい個体が多く,メスでは左右の大きさが同じ個体が多い.
- メスは腹脚がふんどし状になっており,そこに卵を抱えて保護する.
- 幼生期を卵の中で過ごし,稚ガニとして孵る.
- 一生を淡水で過ごす(純淡水性).
- 地域によって体色が異なり,東広島キャンパスでは褐色の個体が多く,稀に青い個体が見られる.
- 東広島キャンパス内での個体数は多く,ふれあいビオトープの湧水や山中谷川などで見られる.
ギャラリー
備考
参考文献
- 豊田 幸詞・関 慎太郎・駒井 智幸. 2014. 日本の淡水生エビ・カニ. 256 pp. 誠文堂新光社, 東京.
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