ゴイサギ 宮島
提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動広島大学 > 広島大学デジタル博物館 > デジタル自然史博物館
ゴイサギ Nycticorax nycticorax nycticorax
分類
動物界 Animalia > 脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 鳥綱 Aves > ペリカン目 Pelecaniformes > サギ科 Ardeidae > ゴイサギ属 Nycticorax > ゴイサギ(種) Nycticorax nycticorax > ゴイサギ(亜種) Nycticorax nycticorax nycticorax
解説
- カラスくらいの大きさで,宮島では留鳥として周年棲息し,繁殖もしているが数は少ないようだ.
- 巣は海岸近くの松などの樹上に造る.
- いつもは海岸で魚などを獲っているが,たまに人家近くまできて池のコイやフナ等を狙うことがある.
- 主として夜行性で,飛びながら「クワッ」または「コアッ」と大声で鳴く.そのため俗に“夜ガラス”とも呼ばれている.昼はヨットハーバーの林などで寝て夜に採食に出かける.
- 本種に似ているササゴイは,夏鳥として東南アジア方面から日本に渡来してくる.本種より一回り小さく,頭部がほっそりとしている.
- 1983年9月に須屋浦で幼鳥数羽を観察しているので繁殖もしているようだ.
- 1983年弥七のアオサギのコロニー内に2番(つがい)が営巣.
- 包ヶ浦や網の浦,宮島桟橋やカキ筏などでよく見かける.
(資料提供: 山田一太(厳島の鳥を知る会)/写真撮影: 熊谷美登)
(1984年8月の「広報みやじま」に掲載されたものを一部改編)
分布・産地・天然記念物
分布
産地
天然記念物
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
備考
文献(引用)
- 日本鳥学会(編). 2012. 日本鳥類目録改訂第7版. xx + 438 pp. 日本鳥学会, 三田.