「クロアナゴ」の版間の差分
提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動| (同じ利用者による、間の1版が非表示) | |||
| 3行目: | 3行目: | ||
[[ファイル: 2004Octクロアナゴ_福島県相馬市_加村撮影_kuroanago.JPG|200px|thumb|right|クロアナゴ（福島県相馬市; 撮影: 加村，Oct., 2004）]] | [[ファイル: 2004Octクロアナゴ_福島県相馬市_加村撮影_kuroanago.JPG|200px|thumb|right|クロアナゴ（福島県相馬市; 撮影: 加村，Oct., 2004）]] | ||
| − | =クロアナゴ = | + | =クロアナゴ ''Conger japonicus''= |
==分類== | ==分類== | ||
脊索動物門 Chordata | 脊索動物門 Chordata | ||
> 脊椎動物亜門 Vertebrata | > 脊椎動物亜門 Vertebrata | ||
| − | > | + | > 硬骨魚綱 Osteichthyes |
| + | > 条鰭亜綱 Actinopterygii | ||
> ウナギ目 Anguilliformes | > ウナギ目 Anguilliformes | ||
> アナゴ科 Congridae | > アナゴ科 Congridae | ||
| + | > クロアナゴ属 ''Conger'' | ||
| + | > クロアナゴ ''Conger japonicus'' | ||
==解説== | ==解説== | ||
| + | *浅海岩礁域（稀に大陸棚縁域）． | ||
| + | *青森県牛滝・泊，南三陸，八丈島，茨城県～九州南岸の太平洋沿岸，屋久島，瀬戸内海，京都府舞鶴，兵庫県浜坂，島根県浜田，山口県日本海側，長崎県南西沖．国外では朝鮮半島南西岸，済州島，福建省，台湾・澎湖諸島． | ||
*南日本の岩礁域に分布し，体長1.4 mほどにまで成長する大型種． | *南日本の岩礁域に分布し，体長1.4 mほどにまで成長する大型種． | ||
*体色が一様に暗褐色～黒褐色であることなどから，他種と区別される． | *体色が一様に暗褐色～黒褐色であることなどから，他種と区別される． | ||
2020年6月26日 (金) 17:08時点における最新版
デジタル自然史博物館 > メインページ > 魚類図鑑 > クロアナゴ / 分類 / 和名順 / 学名順
クロアナゴ Conger japonicus
分類
脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 硬骨魚綱 Osteichthyes > 条鰭亜綱 Actinopterygii > ウナギ目 Anguilliformes > アナゴ科 Congridae > クロアナゴ属 Conger > クロアナゴ Conger japonicus
解説
- 浅海岩礁域（稀に大陸棚縁域）．
- 青森県牛滝・泊，南三陸，八丈島，茨城県～九州南岸の太平洋沿岸，屋久島，瀬戸内海，京都府舞鶴，兵庫県浜坂，島根県浜田，山口県日本海側，長崎県南西沖．国外では朝鮮半島南西岸，済州島，福建省，台湾・澎湖諸島．
- 南日本の岩礁域に分布し，体長1.4 mほどにまで成長する大型種．
- 体色が一様に暗褐色～黒褐色であることなどから，他種と区別される．
- 延縄・底曳網で漁獲される他夜釣りでも獲られ，蒲焼きなどに利用される．
天然記念物・RDB
- 該当なし
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
関連ページ
参考文献
- 中坊徹次（編）. 2013. 日本産魚類検索 全種の同定, 3版. xlix + xxxii + xvi + 2428 pp. 東海大学出版会, 秦野.
