キツネノハナガサ 広島大学東広島キャンパス

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キツネノハナガサ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 22, 2021)
傘が開く寸前のキツネノハナガサ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 岩﨑元道, Sep. 13, 2023)
キツネノハナガサ.子実体は成長が早い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 岩﨑元道, Jul. 12, 2021)

キツネノハナガサ(広島大学東広島キャンパス)

和名

  • キツネノハナガサ

学名

  • Leucocoprinus fragilissimus

分類

  • ハラタケ科 Agaricaceae

解説

  • 夏から秋に林内や草地などに発生する,小型の可憐なきのこ.
  • 大きいものでも傘の直径4cm,高さ8cmほど.柄は細く傘も薄いためより小さな印象を受ける.
  • 夜間や雨後など空気中の湿度が高いときによく見られる.
  • 子実体はガラスのように透明感があり美しく繊細,全体がレモンイエローの鱗片に粉をふくように覆われる.
  • 傘を開いた後は数時間とたたずに萎れてしまう.衝撃にも弱い.
  • まさにきのこというより花といった出で立ちであり,特徴的な種である.

備考

参考文献

  • 今関六也・大谷吉雄・本郷次雄(編著). 2011. 山溪カラー名鑑 日本のきのこ, 増補改訂新版. 山と溪谷社, 東京.

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