キショウブ
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キショウブ Iris pseudacorus L.
シノニム
その他
- Iris pseudacorus Linn.[広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.]
分類
維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱 Magnoliopsida > ユリ上目 Lilianae [= Monocotyledones 単子葉植物] > キジカクシ目(クサスギカズラ目) Asparagales > アヤメ科 Iridaceae > アヤメ属 Iris
旧分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 単子葉植物綱 Monocotyledoneae > アヤメ科 Iridaceae > アヤメ属 Iris
解説
- ヨーロッパ原産の多年草.1890年代に日本に渡来し, 現代では日本各地の河川やため池, 湿地で帰化し問題となっている. 在来のカキツバタやアヤメなどのアヤメ属と交雑することが懸念されている.
- 根茎は太く, 単紅色で無臭.地中を横走分岐し大きく成長する.
- 葉は剣状で先端は鋭尖, 互生.1株に6-7葉つき長さ50-120 cm, 幅2-4 mm.
- 結実性が良好でコーヒー豆の代用となる.
花期
- 5月
分布・産地・天然記念物
分布
産地
- 原産地:ヨーロッパ-西アジア
外来種リスト
- 生態系被害防止外来種リスト:総合対策外来種(カテゴリ:重点対策外来種)
- 日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)
標本
- 広島市古川(rn-8240),府中町水分峡(hh-4423),熊野町山代(mt-13542),福富町大谷山(km-5480),大竹市飯谷(km-6140),神之瀬峡(hh-8378),仙酔島(sf-7660),御調町諸原(yk-7720),向島(yk-8372),上下町岳山(yk-8553),尾道市森金(yk-8619)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
ギャラリー
備考
- 環境庁コード: 64460
- 帰化
文献(出典)
- 安藤ほか(1977),橋本ほか(1980),府中町生物実態調査団(1988),渡辺ほか(1996),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
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