ガマ
提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動広島大学 > 広島大学デジタルミュージアム > デジタル自然史博物館 > 植物メインページ > 郷土の植物 > 維管束植物 > ガマ | 広島県の植物図鑑 / 和名順
ガマ Typha latifolia L.
シノニム
その他
- Typha latifolia Linn.[広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)で採用.]
分類
維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱 Magnoliopsida > ユリ上目 Lilianae [= Monocotyledones 単子葉植物] > イネ目 Poales > ガマ科 Typhaceae > ガマ属 Typha
旧分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 単子葉植物綱 Monocotyledoneae > ガマ科 Typhaceae > ガマ属 Typha
解説
- 湖沼などの湿地に生育する多年草.草丈1-2 m.
- ガマの花粉は,漢方で「蒲黄(ほおう)」とよばれる.止血剤や傷薬として奈良時代以前から用いられている.雄花序を切り取り乾燥させて集めた花粉を使用する.古事記の「因幡の白兎」に登場するガマは蒲黄と考えられている.
花期
- 7月頃
利用
- 葉をすだれや筵(むしろ),籠(かご),ござなどの材料にされた.また,穂綿は布団の詰め綿や灯心などに利用された.
- 漢方.生薬名: 蒲黄(ホオウ), 薬用部位: 花粉
分布・産地・天然記念物
分布
- 日本を含む東アジア(中国,朝鮮半島)に分布
産地
天然記念物
標本
- 福山市中津原(yy-9707),戸河内町横川(yy-11571),広島市古川(rn-8886),府中町草摺滝(yw-4527),呉市石内(hh-6223),三良坂町灰塚(kk-1529),安浦町塩谷(yy-12541),大和町下徳良(sf-2317),御調町大塔(yk-3737),世羅町有美(ns-1536),世羅西町小国(ns-310),黒瀬町岡郷(sy-437),上蒲刈町(mh-11407),神石郡三和町桑木(yk-10561)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
ギャラリー
備考
- 環境庁コード: 73700
文献(出典)
インターネットリソース
- 国立科学博物館 >> 野の植物100選 > 夏の植物 > ガマ https://www.kahaku.go.jp/research/db/botany/wild_p100/summer/30_gama.html
- 熊本大学薬学部薬用植物園 > 植物データベース >> ガマ https://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003479.php
広島大学 > 広島大学デジタルミュージアム > デジタル自然史博物館 > 植物メインページ > 郷土の植物 > 維管束植物 > ガマ | 広島県の植物図鑑 / 和名順