カワヅザクラ 宮島
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カワヅザクラ(広島県廿日市市宮島)
解説
- 栽培品種(カンヒザクラ群栽培品種)カンヒザクラ×オオシマザクラと推定.
- オオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑と考えられている.1955年(昭和30年)頃,静岡県賀茂郡河津町で原木が見つかり,河津町に多く植栽されている.1975年(昭和50年)に河津町の町の木にも指定されている.
- 河津町に原木があることから,1974年(昭和49年)にカワヅザクラと命名された.
- 宮島島内の滝町の民有地に植栽
- 類似したもの:シュゼンジカンザクラ,オオカンザクラ,ヨウコウ
宮島のサクラ(坪田・中原-坪田 2020)より
- ‘河津桜’ Cerasus × kanzakura ‘Kawazu-zakura’ Tsunoda & Funatsu:カワヅザクラ。別名、カワズザクラ。
- カンヒザクラ群栽培品種で、オオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑と推定されている。2月中旬–3月下旬開花。花は一重で、花径3 cm。萼片・花弁は淡紅紫色。葉はやや厚い。極めて早咲き。1955年(昭和30年)頃、静岡県賀茂郡河津町で原木が見つかり、河津町に多く植栽されている。河津町に原木があることから、1974年(昭和49年)にカワヅザクラと命名された。1975年(昭和50年)に河津町の町の木にも指定されている。類似した栽培品種として、同じ野生種の交雑種と考えられているシュゼンジカンザクラやオオカンザクラ、ヨウコウなどがあげられる。宮島島内では滝町の民有地に比較的最近になって植栽されている。
宮島島内で観察できる場所
- 滝町の民有地
基本データ
- 和名・品種名
- 河津桜
- 読み
- カワヅザクラ
- 開花期
- 2月下旬~3月
- 色
- 淡紅紫色
- 花弁数
- 一重
- サイズ
- 高木
- 樹形
- 場所
- 滝町の民有地
- 本数
- 少数
代表的な宮島のサクラの種類
- イチヨウ:植栽.市街地およびその周辺
- エドヒガン:植栽.大元公園など
- オオシマザクラ:植栽.宮島フェリーターミナル周辺や網之浦など
- カワヅザクラ:植栽.民有地
- カンザン:植栽.宮島フェリーターミナル周辺など
- シダレザクラ:植栽.御手洗川,宮島フェリーターミナル周辺など
- ソメイヨシノ:植栽.経塚など
- トウカイザクラ:植栽.大元公園など
- ヤエベニシダレ:植栽
- ヤマザクラ:自生種.江ノ浦など
- ヨウコウ:植栽.宮島フェリーターミナル平清盛像の隣
- ジンダイアケボノ:植栽.藤の棚
- ヤエベニオオシマ:植栽.大願寺北側
- マイヒメ:植栽.大願寺北側
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備考
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