オグラコウホネ
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オグラコウホネ Nuphar oguraensis Miki
シノニム
その他
- Nuphar oguraense Miki var. oguraense[広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)で採用.]
- Nuphar oguraense Miki
分類
維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱 Magnoliopsida > スイレン上目 Nymphaeanae > スイレン目 Nymphaeales > スイレン科 Nymphaeaceae > コウホネ属 Nuphar
旧分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > スイレン科 Nymphaeaceae > コウホネ属 Nuphar
解説
- 葉は水面に浮き,空中には立ち上がらず,葉柄は中空.近縁種のコウホネの葉は空中に立ち上がり,ヒメコウホネの葉は水面に浮くが,葉柄は中実である.
- 東広島市に生育するベニオグラコウホネは, 本種の変種で柱頭盤が赤い.
花期
花期は6~10月で,黄色,径2~3.5cm,柱頭盤は黄色.
分布・産地・天然記念物
分布
吉備高原面のため池に点在するが,池の埋め立てや水質悪化のために減少しつつある.
産地
天然記念物
- 広島県RDBカテゴリ(2003): 絶滅危惧II類(VU)
- 広島県RDBカテゴリ(2011): 絶滅危惧II類(VU)
- 広島県RDBカテゴリ(2021): 絶滅危惧II類(VU)
- 環境庁RDBカテゴリ: 絶滅危惧II類(VU)
標本
- 世羅西町(ns-164),世羅町(ms-4796),豊栄町(ms-5440),三良坂町(ms-4724)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- オグラコオホネ
英名
広島県方言
ギャラリー
オグラコウホネを食べるシカ(広島県三次市; 撮影: 有村拓真, Jun. 9, 2024)
備考
- 環境庁コード: 19420
- 環境庁RDB,県RDB
文献(出典)
- 下田(1991b),広島県(1995),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
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