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*中国原産
 
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*広島県内で古くから広く植栽されている.
  
 
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2021年3月20日 (土) 07:19時点における版

ウメ Armeniaca mume (Siebold & Zucc.) de Vriese

シノニム

ウメ(紅梅,植栽)(広島県東広島市 東広島キャンパス; 撮影: 池田誠慈, Feb. 17, 2017)
ウメ(白梅,植栽)(広島県東広島市 東広島キャンパス; 撮影: 坪田博美, Feb. 18, 2018)
満開のウメ(紅梅)(広島県東広島市 東広島キャンパス; 撮影: 池田誠慈, Feb. 17, 2017)

分布

  • 中国原産
  • 広島県内で古くから広く植栽されている.

解説

  • 広島大学東広島キャンパスでは,約6品種のウメが植栽されている.
  • ウメは,近縁のアンズやスモモと複雑に交雑しており,ウメの品種は世界では1000品種を超え,日本では600の品種があるとされている.
  • 花の鑑賞が主体なものを花ウメ,果実の収穫が主のものを実ウメとして区別するが,実際には厳密な区別はない.
  • 古い時代から花ウメは,特徴のある品種群を「性(しょう)」という単位で束ねる分類がなされてきた.現在では,これらの性による分類をさらに大きく3つの系統に束ねた「系統(系)」という分類も一般的になっている.
  • 性による分類は花や枝葉などの特徴だけを見てなされたもので,分類には無理があり,はっきりと分けられないものも多く出てくる.性による分類は依然課題が多く,分類する人によって性の数も異なることがある.


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梅に関する参考文献・インターネットリソース

参考文献

  • 大坪孝之・亀田龍吉. 2017. ウメハンドブック. 96 pp. 文一総合出版, 東京.

インターネットリソース


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