イヌエンジュ
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イヌエンジュ Maackia amurensis Rupr. et Maxim.
シノニム
- Maackia floribunda (Miq.) Takeda(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)で採用)
その他
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > マメ科 Fabaceae(Leguminosae) > イヌエンジュ属 Maackia
解説
広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
- これまでイヌエンジュと報告されたもの(堀川ほか 1959,河毛 1974,環境庁 1979,山下 1988など)は本種である.
- 葉下面に毛の多い型をケハネミイヌエンジュ[f. pubescens (Koidz.) Kitam.]という.
花期
分布・産地・天然記念物
分布
- 広島県では,島嶼部から中国山地まで広く分布する.
産地
天然記念物
標本
- 豊平町今吉田(yy-11026),佐伯町内山(yy-6173),広島市毛木(ts-236),三原市仏通寺(yw-1165),福富町野路山(mt-9415),東広島市高屋東(km-3510),野呂山(mt-11799),倉橋島(mt-11812),呉市大積(hh-2777),極楽寺山(mt-11392),吉舎町安田(yw-7694),熊野町土岐城山(mt-13569),大竹市前飯谷(km-6056),神之瀬峡(kk-2944),甲奴町宇賀(ns-2205),甲山町伊尾(ns-1324),世羅町戸張(ns-1774),西城町三坂(hn-1152),口和町常定(hn-578),東城町鳶ノ巣山(hn-1827),宮島(ts-1989)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- ハネミノイヌエンジュ
- ハネミイヌエンジュ(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)で採用)
- ケハネミイヌエンジュ
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 29410
文献(出典)
- 河毛(1974),土井(1983),山下(1988),関ほか(1994),渡辺ほか(1996),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
引用文献
- 堀川芳雄・鈴木兵ニ・安藤久次・中西 哲.1959. 三段峡・八幡高原及びその周辺地域所産高等植物目録.広島県教育員会編,三段峡と八幡高原総合学術調査報告.pp. 195-224, pls. 1-3. 広島県教育員会,広島.
- 河毛周夫.1974. 南備後植物誌.107+40 pp. 内外印刷,広島.
- 環境庁編.1979. 日本の重要な植物群落(中国版).156 pp. + 174 pp. + 146 pp. + 262 pp. + 143 pp. + 15 pp. 大蔵省印刷局,東京.
- 山下 輝.1988. 広島県帝釈峡の植物.帝釈峡の自然刊行会編,帝釈峡の自然.pp. 147-188. 帝釈峡の自然刊行会,広島.
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