アコウ 植物園・生態実験園
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アコウ Ficus superba (Miq.) Miq. var. japonica Miq.
シノニム
- Ficus subpisocarpa Gagnep.
- Ficus wightiana auct. non Wall. ex Maxim.
その他
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > クワ科 Moraceae > イチジク属 Ficus
解説
- クワ科の常緑高木.
- 本種はイチジクの仲間で,幹生花をつける.花は花嚢と呼ばれ,イチジクの花を小型にした形態である.成熟すると果嚢になる.受粉にはアコウコバチと呼ばれるイチジクコバチ科の小型の昆虫が関与する.
- イチジク属の植物は熱帯を代表するグループで,この仲間には他の樹木の上で発芽して気根を出し,とりついた樹を弱らせてしまうもの(絞め殺し植物)があるが,本種にもそのような性質がある.
花期
分布・産地・天然記念物
分布
- 日本では本州南部から南西諸島に分布.国外では台湾,中国大陸南部,東南アジアにかけて分布.
- 広島県に自生しないが,山口県には分布する.
広島大学内での植栽場所
- 広島大学東広島キャンパスの植物園に植栽されている.
由来
産地
天然記念物
標本
別名・慣用名・英名・広島県方言
別名
慣用名
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード:
文献(出典)
インターネットリソース
- イチジク属植物とイチジクコバチの共生関係の仕組みについて https://www.brh.co.jp/research/lab02/openlab0620/
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