お知らせ/20210311宮島ロープウェーターミナル前植樹体験について
提供: 広島大学デジタル博物館
2020年度宮島学園体験植樹
- 2021年3月11日に,宮島学園9年生(中学校3年生)が広島県廿日市市宮島で体験植樹を行いました.
- 広島森林管理署および,関係各所の許可を得た上で実施しました.体験植樹は森林管理署が連携して実施しているものです.
- 宮島ロープウエイと広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所,宮島弥山を守る会,宮島地区パークボランティア,中国醸造,アルモニー,一般社団法人宮島ネイチャー構想推進協議会などが協力しました.
- 植え付けを行うとともに,昨年度以降イノシシの被害で枯死した苗木の替植,シカ防護柵の手入れを行いました.
- 今年度用いた樹種は,アラカシ,アカガシ,ツクバネガシ,ウラジロガシ,ヒメユズリハ,ウリハダカエデ,ヤブニッケイでした.
- ご協力頂いた皆様,ありがとうございました.
- 2021年3月12日の中国新聞に掲載されました.https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=734376&comment_sub_id=0&category_id=112
- 原始林の回復へ卒業植樹 宮島中生、弥山の山頂付近で https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=734376&comment_sub_id=0&category_id=112
- 記事の中の表現では弥山原始林中のように読める内容がありますが,弥山原始林の外の国有林内で文化庁などの許可を得て実施しています.この場所はもともと駅舎工事に伴う盛土が行われた場所で,その後小豆島から移入されたニホンザルが放育されていた場所です.自然に任せた植生回復が実質困難であるため,やむを得ず植栽を行っています.
- 記事の中の表現で苗の由来が正確ではありません.すべての苗は宮島島内で許可を得て集められた種子に由来する在来種苗です.また,苗の育成は宮島学園や広島大学,宮島弥山をまもる会,廿日市市などが協力して行っています.実際の植栽の場所の過去の調査資料や周辺の植生の調査資料をもとに樹種選定を行い,植栽に用いています.
- 2021年3月24日 2021年3月11日の体験植樹に関して,統合生命科学研究科のWebサイトに掲載されました.
準備
- ネット,支柱,木槌,ハリガネ(アルミニウム製),ニッパー,鍬,スコップ,巻き尺,腐葉土(宮島島内産),苗木(3-5年生)