「シバナ」の版間の差分

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2011年1月22日 (土) 23:19時点における版

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シバナ Triglochin asiaticum (Kitagawa) A.Love

シノニム

その他

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 単子葉植物綱 Monocotyledoneae > ホロムイソウ科 Scheuchzeriaceae > シバナ属 Triglochin

解説

  • 細長い葉で,汽水域に生育する多年性草本.満潮時には水没するような湿地に生育する.
  • 花の構造などから,ホロムイソウ科ではなく,シバナ科として独立させて取り扱う場合もある.
  • 和名はシオバナ(塩場菜)が転じたもの.かつて,塩田(塩場)で見られたことから.

花期

  • 花は穂状で,夏から秋にかけて黄白色の花を咲かせる.

分布・産地・天然記念物

分布

  • 北海道から九州に分布するが,瀬戸内海沿岸では生育地が少なく,宮島と兵庫県相生市鉄砲山海岸で知られる.
  • 宮島では3か所に知られている.

産地

天然記念物

  • 相生市那波南本町では天然記念物に指定されている.

標本

  • 宮島(ts-1722),上蒲刈島(rn-10492),尾道市満越(sf-5479)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • ウミニラ

英名

広島県方言

備考

  • 広島県RDBカテゴリ: 絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
  • 環境庁RDBカテゴリ: 絶滅危惧II類(VU)
  • 環境庁コード: 60710
  • 県RDB

文献(出典)

  • 関ほか(1975),橋本ほか(1980),井波(1982),土井(1983),Uchiyama(1989),広島県(1995),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)

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