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| [[ファイル:20150821ニホンヒキガエル(オス)頭部側面山県郡安芸太田町池田撮影IMG_3664.JPG|200px|thumb|right|ニホンヒキガエル(オス)の頭部側面.鼓膜は小さく,眼と鼓膜の間の距離は鼓膜の直径とほぼ同じ(白両矢印).耳腺(白矢印)や背中の毒腺からブフォトキシン(いわゆるガマ毒)を出す.(広島県山県郡安芸太田町; 撮影: 池田誠慈, Aug. 21, 2015)]] | | [[ファイル:20150821ニホンヒキガエル(オス)頭部側面山県郡安芸太田町池田撮影IMG_3664.JPG|200px|thumb|right|ニホンヒキガエル(オス)の頭部側面.鼓膜は小さく,眼と鼓膜の間の距離は鼓膜の直径とほぼ同じ(白両矢印).耳腺(白矢印)や背中の毒腺からブフォトキシン(いわゆるガマ毒)を出す.(広島県山県郡安芸太田町; 撮影: 池田誠慈, Aug. 21, 2015)]] |
| [[ファイル:20150821ニホンヒキガエル(オス)前腕山県郡安芸太田町池田撮影IMG_3659.JPG|200px|thumb|right|ニホンヒキガエル(オス).オスの前腕はメスに比べ頑強で太い.オスの吻端は突出することが多い.雌雄ともに鳴のうと鳴のう孔をもたない.(広島県山県郡安芸太田町; 撮影: 池田誠慈, Aug. 21, 2015)]] | | [[ファイル:20150821ニホンヒキガエル(オス)前腕山県郡安芸太田町池田撮影IMG_3659.JPG|200px|thumb|right|ニホンヒキガエル(オス).オスの前腕はメスに比べ頑強で太い.オスの吻端は突出することが多い.雌雄ともに鳴のうと鳴のう孔をもたない.(広島県山県郡安芸太田町; 撮影: 池田誠慈, Aug. 21, 2015)]] |
| + | [[ファイル:20150821ニホンヒキガエル(オス)婚姻瘤山県郡安芸太田町池田撮影IMG_3658.JPG|200px|thumb|right|ニホンヒキガエルのオスは前肢第1指と第2指,しばしば第3指に黒色の顆粒からなる婚姻瘤(白矢印)をもつ.(広島県山県郡安芸太田町; 撮影: 池田誠慈, Aug. 21, 2015)]] |
| [[ファイル:20150821ニホンヒキガエル(オス)腹面山県郡安芸太田町池田撮影IMG_3662.JPG|200px|thumb|right|ニホンヒキガエル(オス)の腹面.白地にだんだらの黒色斑紋があるが,変異に富む.(広島県山県郡安芸太田町; 撮影: 池田誠慈, Aug. 21, 2015)]] | | [[ファイル:20150821ニホンヒキガエル(オス)腹面山県郡安芸太田町池田撮影IMG_3662.JPG|200px|thumb|right|ニホンヒキガエル(オス)の腹面.白地にだんだらの黒色斑紋があるが,変異に富む.(広島県山県郡安芸太田町; 撮影: 池田誠慈, Aug. 21, 2015)]] |
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| * オスは前腕部がメスに比べ頑強で太く,吻端が突出することが多い. | | * オスは前腕部がメスに比べ頑強で太く,吻端が突出することが多い. |
| * 雌雄ともに鳴のうと鳴のう孔をもたない. | | * 雌雄ともに鳴のうと鳴のう孔をもたない. |
− | * オスは脇を掴むと「クックック……」と鳴く.これは「リリースコール」と呼ばれ,繁殖期に他のオスに抱き付かれた時に「放せ」言うように鳴くことから名付けられた. | + | * オスは脇を掴むと「クックック……」と鳴く.これは「リリースコール」と呼ばれ,繁殖期に他のオスに抱き付かれた時に「放せ」と言うように鳴くことから名付けられた. |
| * 3~4月頃,池や湿地,山地の水たまりなどの止水域にひも状の卵のうを産む. | | * 3~4月頃,池や湿地,山地の水たまりなどの止水域にひも状の卵のうを産む. |
| * 卵は1週間程度でふ化し,真っ黒な幼生(オタマジャクシ)となる.5~6月頃には3.5 cm程度まで成長する. | | * 卵は1週間程度でふ化し,真っ黒な幼生(オタマジャクシ)となる.5~6月頃には3.5 cm程度まで成長する. |