宮島/社会貢献/廿日市市宮島一般廃棄物最終処分場嵩上げに係る整備工事に伴う緑化事業

提供: 広島大学デジタル博物館
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宮島の廃棄物処分場嵩上げの際の緑化事業

2021年3月に播種したドングリの芽生え(撮影: 坪田博美.May 11, 2021)
地域種苗を用いた緑化作業後の様子(撮影: 坪田博美.May 11, 2021)
緑化に用いた地域種苗(撮影: 坪田博美.May 11, 2021)
地域種苗の搬入作業(撮影: 坪田博美.May 10, 2021)
宮島一般廃棄物最終処分場の嵩上げに伴う緑化のためのタネ撒き(撮影: 坪田博美.Mar. 26, 2021)
  • 宮島一般廃棄物最終処分場の嵩上げ工事で地域種苗を用いて緑化を実施します.
  • 当初は苗木を守るため鹿よけの柵を設置しますが,将来的(5-10年の予定)にはシカが利用できる林にする計画です.

これまでの活動

  • 2023年5月9日,植生調査を実施しました.
  • 2023年4月xx日,植栽木の調査を行いました.
  • 2023年3月,本緑化事業に関する論文ファンほか(2022)(廿日市市宮島一般廃棄物最終処分場嵩上げ工事に伴う緑化工実施地で確認された維管束植物,広島大学総合博物館研究報告 14 号 93-103 頁 2022-12-25 発行)が出版されました.
  • 2023年3月2x日,植生調査を実施しました.
  • 2022年5月10日,植栽木の調査を行いました.
  • 2022年5月9日,植生調査を実施しました.
  • 2022年4月25日,食害を受けたため,アラカシウリハダカエデを植え付けしました.また,アラカシウバメガシのドングリを播種しました.ススキの穂もさしました.
  • 2022年4月20日,シカが侵入して,植栽した苗木や発芽した芽が食害を受けていました.
  • 2021年5月11日,10日に搬入した苗木の植え付けを行いました.また,あらかじめ宮島島内で集めておいたススキやヨモギのタネも播種しました.
    • カンコノキ,ヒサカキ,サカキ,シロダモ,クスノキなどの苗も追加しました.
    • 苗木の植え付け後に水やりを行い,その後ススキやヨモギを播種しました.
    • 3月に播種したタネの一部は発芽していました.また,シカ柵設置前の段階で一部食べられたものもありました.
    • 2021年5月21日に広島大学大学院統合生命科学研究科のページに掲載されました.https://www.hiroshima-u.ac.jp/ilife/news/64842
  • 2021年5月10日,宮島学園の生徒および宮島自然植物実験所が育てた島内産のタネ由来の地域種苗を宮島の廃棄物処分場嵩上げの際の緑化事業に提供しました.
    • 今回は10種の在来種を用い,約200本の苗木を利用しています.
    • 関係機関に承諾や許可申請済です.
    • 2021年5月11日に,廿日市市の担当部署の方々が中心になって苗木を現場に運び入れました.12日にかけて植え付けを行い,明後日の雨に間に合うように緑化します.
  • 2021年5月7-8日,行政主体でシカ柵が設置されました.
  • 2021年3月26日,ドングリやタネ等を現場に播種済みです.
    • 2021年5月7日の時点で,一部はすでに芽が出ています.
    • 苗植付けにボランティア募集を検討しましたが、新型コロナの影響を勘案し、今回行いませんでした.

注意事項

  • この緑化場所については,安全性や種子持ちこみなどを勘案して,無許可での立入を禁止しています.ご理解・ご協力よろしくお願いいたします.

廿日市市宮島一般廃棄物最終処分場

  • 広島県廿日市市宮島町にある一般廃棄物の最終埋立処分場.景観に配慮して,搬入路にトンネルがある.
  • 1988年(要確認)に供用され,2020年度に第一期の嵩上げ工事が行われた.

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