Takakia lepidozioides
提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動Takakia lepidozioides S.Hatt. & Inoue ナンジャモンジャゴケ
- 蘚類の中で最も原始的な形態をもつと考えられている
- 見つかった当初所属が分からなかったことからこの和名がついた
- 以前は苔類の一種と考えられていたが,現在では蘚類のもっとも基部に位置するグループの一つであることが分かっている.
- RNAエディティングが多くみられることが知られていたが,Sadamitsu et al.(2021)でその詳細が報告されている.
ギャラリー
ノート
- 北米西部,中国,ヒマラヤ,ボルネオに分布し,日本では北海道と本州中部の高山帯にみつかっている大変めずらしいセン類.1956年に新属新種として井上・服部によって発表されて依頼長く“タイ類”の仲間として研究者の間で認められてきたが,近縁種に胞子体が発見されて,それがセン類の仲間であることが判明した.
データベース
- AB476602 Takakia lepidozioides chloroplast rbcL gene for ribulose 1,5-bisphosphate carboxylase/oxygenase large subunit, complete cds, specimen_voucher: HIRO:M. Shimamura 1457. http://getentry.ddbj.nig.ac.jp/getentry/na/AB476602?filetype=html
- AP014702 Takakia lepidozioides chloroplast DNA, complete sequence. http://getentry.ddbj.nig.ac.jp/getentry/na/AP014702?filetype=html