ミミズバイ
提供: 広島大学デジタル博物館
(Symplocos glaucaから転送)
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ミミズバイ Symplocos glauca (Thunb.) Koidz.
シノニム
その他
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > ハイノキ科 Symplocaceae > ハイノキ属 Symplocos
解説
- 5-15 mの高さになる常緑樹.
- 花は白色で,長い雄しべをもつ.
- 果実は,2年かかって晩秋に成熟し黒色である.
- Evergreen monoecious tree or shrub, up to 5-10(-15) m in height. Native to warm areas of Japan with a distribution of E and SE Asia. White flowers with long slender stamens open in summer (middle July to beginning of August), and followed later by berries which start green and turn purplish black when ripe. One of the common trees in the second layer of the forests in Miyajima Is.
(English checking by Professor Rod Seppelt)
花期
- 花期は7月中旬から8月上旬.
分布・産地・天然記念物
分布
- 日本では千葉県以西に分布.宮島では林内に一般的に見られる.
- 広島県では,宮島の海抜400 m以下に多く,谷に沿って分布している.宮島以外では,西能美島の中町八幡宮の社叢にわずかにあるだけである.
- 宮島の近隣では,山口県岩国市に分布する.
産地
- 中井・小泉(1922)は「宮島」と産地を挙げている.
天然記念物
標本
- 西能美島中町八幡宮(yy-6446),宮島(yy-2865)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- Japanese name: Mimizubai.
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 43630
文献(出典)
- 中井・小泉(1922),乾・本田(1930),関ほか(1975),井波(1982),土井(1983),太刀掛・久藤(1983),関(1984),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
引用文献
- 中井猛之進・小泉源一.1922. 大日本樹木誌 巻之壱.511 pp. + 28 pp. 成美堂書店,東京.
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