カダヤシ
提供: 広島大学デジタル博物館
(Gambusia affinisから転送)
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カダヤシ Gambusia affinis
分類
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解説
- 北米大陸の亜熱帯地方原産で,マラリアの中間宿主のボウフラを駆除するために,1900年代前半に世界中に移出された.日本へは大正12年(1913)年にアメリカから関東平野に移植されたのが始まり.
- 広島県では,広島市や福山市に移植された.
- 和名の「カダヤシ」は,「蚊を絶やす」に由来する.
- 成魚は,オス2.5 cm,メス5 cmで,メスの方が著しく大きい.
- 体内受精を行う卵胎生.繁殖期は3~10月.
- ミナミメダカとは,臀(しり)びれの形が扇型(おうぎがた)をしているので区別できる.
天然記念物・RDB
- 特定外来生物
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- タップミノー
英名
- topminnows
- mosquitofish
広島県方言
- かだやし(蚊絶)
備考
参考文献
- 比婆科学教育振興会(編). 1994. 広島県の淡水魚, 増補改訂版. 239 pp. 中国新聞社, 広島.
- 中坊徹次(編). 2013. 日本産魚類検索 全種の同定, 3版. xlix + xxxii + xvi + 2428 pp. 東海大学出版会, 秦野.
- 田口 哲. 2014. フィールドガイド 淡水魚識別図鑑 日本で見られる淡水魚の見分け方. 256 pp. 誠文堂新光社, 東京.
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