ツブラジイ

提供: 広島大学デジタル自然史博物館 植物
Castanopsis cuspidataから転送)
移動: 案内検索

広島大学 > デジタル自然史博物館 > 植物 > 郷土の植物 > 維管束植物 > ツブラジイ | 広島県の植物図鑑 / 和名順

ツブラジイの葉の横断面(広島県広島市佐伯区; 撮影: 坪田博美, June 24, 2014)
ツブラジイの葉の横断面の拡大.表皮細胞は1層(広島県広島市佐伯区; 撮影: 坪田博美, June 24, 2014)

目次

ツブラジイ(コジイ) Castanopsis cuspidata (Thunb.) Schottky

シノニム

その他

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > ブナ科 Fagaceae > シイ属(シイノキ属,クリガシ属) Castanopsis

解説

沿岸部,島嶼部に分布,稀に三原市御調八幡社叢のように内陸部にも分布している.日本列島西南部の極相林の主体をなす樹種である.広島県ではツブラジイが本来の自生で,スダジイは植栽からの逸出であろう.阿多田島のものはやや堅果が長いがツブラジイの一型と思われる. コジイの果実は球形に近く,スダジイに比べ短くて小さい. また,スダジイとは葉の断面(表皮組織や柵状組織の層数)(小林 2008)や樹皮の割れ目などで区別できるが,中間的な形態をもつものも少なくない.

花期

分布・産地・天然記念物

分布

産地

天然記念物

標本

  • 上蒲刈島(yy-10328),広島市宇品島(yy-926),府中町岩谷観音(yw-4425),東広島市原(mt-8114),倉橋島(yw-5504),黒瀬町津江(hh-6382),野呂山(hh-6520),竹原市賀茂神社(hh-6566),豊島(mt-12013),熊野町金ヶ燈篭山(mt-13196),廿日市市宗高尾(yw-9331),大竹市前飯谷(km-6011),仙酔島(sf-4763),因島(yk-5957),尾道市木門田(yk-8961)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • コジイ

英名

広島県方言

  • アカガシ
  • カシ
  • シイノキ
  • タイコジイ
  • ハナガキ

備考

  • 環境庁コード: 11720

文献(出典)

文献(引用)

  • 小林悟志. 2008. 九州南部における葉の表皮組織の形態に基づくツブラジイとスダジイおよび雑種の分布. 植生学会誌 25: 51-61.
  • 三次地方林業同志会. 1997. 広島県樹木方言集. -viii + 57 pp. 三次地方林業同志会, 三次.

広島大学 / デジタル自然史博物館 / 植物 / 郷土の植物 / 維管束植物 | 広島県の植物図鑑 / 和名順 にもどる