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提供: 広島大学デジタル博物館
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* 本州(愛知県以西)・四国・九州・壱岐島に分布する日本固有種をカスミサンショウウオ1種として呼んでいたが,9種に再分類された.
 
* 本州(愛知県以西)・四国・九州・壱岐島に分布する日本固有種をカスミサンショウウオ1種として呼んでいたが,9種に再分類された.
 
* 広島県では,県南部から中国山地にかけて4種が生息.
 
* 広島県では,県南部から中国山地にかけて4種が生息.
* 成体の模様,尾の上下に黄色い筋があるか,後肢の趾(あしゆび)の数,卵のうの形状と卵の数,繁殖期の違いなど,非常に変異に富んだものが含まれている.
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* 成体の模様,尾の上下に黄色い筋があるか,後肢の趾(あしゆび)の数,卵のうの形状と卵の数,繁殖期の違いなど,非常に変異に富んだものが含まれていた.
 
* 中国山地脊梁部に分布する高地型と県南部の低地型と2つの型が報告されたが(比婆科学教育振興会,1996;宇都宮・宇都宮,1998),上記のような特徴からいくつかの地方型にする考えがあった(大川ほか,2005:大川ほか,2009).
 
* 中国山地脊梁部に分布する高地型と県南部の低地型と2つの型が報告されたが(比婆科学教育振興会,1996;宇都宮・宇都宮,1998),上記のような特徴からいくつかの地方型にする考えがあった(大川ほか,2005:大川ほか,2009).
 
* 繁殖期以外に成体を観察するのは困難.繁殖期は地方型によるが,県内に限れば多くは3月頃ピークで,ヒバサンショウウオ(旧カスミサンショウウオ高地型)は遅れて4月中旬~5月上旬.湧水や湿地で産卵が行われる.
 
* 繁殖期以外に成体を観察するのは困難.繁殖期は地方型によるが,県内に限れば多くは3月頃ピークで,ヒバサンショウウオ(旧カスミサンショウウオ高地型)は遅れて4月中旬~5月上旬.湧水や湿地で産卵が行われる.

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