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 現在,島の面積(めんせき)の90%以上が国有林(こくゆうりん)で,そのほとんどが森林です.また,大元公園などで見られるモミ・ツガ林や,山頂(さんちょう)付近で見られる植生,とくに岩船岳(いわふねだけ)の頂上付近で見られる[[コウヤマキ_宮島の植物と自然|コウヤマキ]]林などは自然度の高い森林で,非常に貴重(きちょう)なものです.
 
 現在,島の面積(めんせき)の90%以上が国有林(こくゆうりん)で,そのほとんどが森林です.また,大元公園などで見られるモミ・ツガ林や,山頂(さんちょう)付近で見られる植生,とくに岩船岳(いわふねだけ)の頂上付近で見られる[[コウヤマキ_宮島の植物と自然|コウヤマキ]]林などは自然度の高い森林で,非常に貴重(きちょう)なものです.
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== 山火事と植生の回復 ==
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 1984(昭和59)年に宮島南西部御床浦(みとこうら)付近から出火(しゅっか)した山火事では,島の面積の約1/10にあたる約250 haが焼失(しょうしつ)しました.その後,焼け跡(やけあと)は自然の回復力(かいふくりょく)にまかせていたところ,[[コシダ_宮島の植物と自然|コシダ]]が一面覆(おお)った状態(じょうたい)になっていました.20年以上経(た)った現在では,[[アカマツ_宮島の植物と自然|アカマツ]]林になりつつあります.あと100-200年経てば,宮島本来の常緑(じょうりょく)の植物が優先(ゆうせん)するうっそうとした森になることが予想(よそう)されます.
    
== 「宮島の植物と自然」内のページ ==
 
== 「宮島の植物と自然」内のページ ==

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