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提供: 広島大学デジタル博物館
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い部分には一本松古墳がある.桜の時期には多くの人で賑わうとのこと.参加者20名.雨
 
い部分には一本松古墳がある.桜の時期には多くの人で賑わうとのこと.参加者20名.雨
 
を心配していたが天気は良く,暑いくらいであった.10時30分に半田山植物園駐車場に集
 
を心配していたが天気は良く,暑いくらいであった.10時30分に半田山植物園駐車場に集
合.ビヨウヤナギとキンシバイ(園芸品種の花が大型のもの)が開花.いずれもオトギリ
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合.ビヨウヤナギとキンシバイ(園芸品種の花が大型のもの)が開花.いずれもオトギリソウ科
ソウ科の小低木で,庭木や植え込みに利用される.いずれも黄色い花を咲かせるが,ビヨ
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の小低木で,庭木や植え込みに利用される.いずれも黄色い花を咲かせるが,ビヨウヤナギの
ウヤナギの方が雄しべが長い点で区別できる.4月から宮島自然植物実験所に勤務の平原
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方が雄しべが長い点で区別できる.4月から宮島自然植物実験所に勤務の平原
 
の紹介の後,入園料(大人300円,65歳以上無料)を払い入園.入口から向かって左側の
 
の紹介の後,入園料(大人300円,65歳以上無料)を払い入園.入口から向かって左側の
 
園路を上る.コルクガシ,ロウバイ(果実),セコイアメスギ,ウメ(枝垂れ),チョウ
 
園路を上る.コルクガシ,ロウバイ(果実),セコイアメスギ,ウメ(枝垂れ),チョウ
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テーダマツが見られる.テーダマツは北米原産の高木で,現地では樹高30 mになる.三葉
 
テーダマツが見られる.テーダマツは北米原産の高木で,現地では樹高30 mになる.三葉
 
マツの一種で,球果の鱗片の先端に棘があるのが特徴.池の周囲で,ヒマラヤゴヨウやタ
 
マツの一種で,球果の鱗片の先端に棘があるのが特徴.池の周囲で,ヒマラヤゴヨウやタ
ラヨウ,カラタネオガタマ,サラサウツギ,キショウブ,ヤマボウシ,タブノキ,バクチ
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ラヨウ,[[カラタネオガタマ]],サラサウツギ,キショウブ,ヤマボウシ,タブノキ,[[バクチノキ]],
ノキ,ハンゲショウ,ミズスギ,ニオイヒバ,メタセコイア,ラクウショウ(ヌマスギ),
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ハンゲショウ,ミズスギ,ニオイヒバ,メタセコイア,ラクウショウ(ヌマスギ),
スイショウ,エノキ,スダジイを観察.順路を進み,タイサンボクやリギダマツ,キンシ
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スイショウ,[[エノキ]],[[スダジイ]]を観察.順路を進み,タイサンボクやリギダマツ,キンシ
 
バイ,アイノコマンサク(マンサクとシナマンサクの雑種),アカバナマンサク,シナマ
 
バイ,アイノコマンサク(マンサクとシナマンサクの雑種),アカバナマンサク,シナマ
 
ンサク,ヤマアジサイ,クロバナロウバイ,セイヨウハシバミ(ヘーゼルナッツ),ウバ
 
ンサク,ヤマアジサイ,クロバナロウバイ,セイヨウハシバミ(ヘーゼルナッツ),ウバ
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植えられていた.コトネアスターはバラ科
 
植えられていた.コトネアスターはバラ科
 
シャリントウ属Cotoneasterの植物の総称で,中国南西部からヒマラヤにかけて分布する.
 
シャリントウ属Cotoneasterの植物の総称で,中国南西部からヒマラヤにかけて分布する.
低木で匍匐する性質の強いものが園芸で利用されている.ハーブ園でラベンダーやミント類をはじめとするハーブ,スモークツリー(ケムリノキ)を観察.ハーブ園からユリノキの花が見られた.ロックガーデンを経て,頂上手前の休憩所で昼食.途中でフェンネルやアメリカユクノキ,イイギリ,マンシュウクロマツ,コバノミツバツツジ,シモツケ,ボケを観察.昼食後,アカマツで覆われた一本松古墳を経由.サザンカやカンツバキ,フェイジョア,アカギ,サイカチ,サンザシ,トサミズキ,ダンコウバイ,ソメイヨシノ,ダイオウショウ,コバンモチ,ホルトノキ,シラカシ,ツクバネガシ,ジャケツイバラ,ネジキ,ハナノキ,サンゴジュを見る.竹笹園でホウライチクを観察.垰田さんから土地の境界に植えるとの説明がある.湿性園を経て温室に上がる.途中,ハカタガラクタやイヌシデ,ヤマウルシ,ネズ,ナナメノキ(大木),オオヤマザクラ,ヤブミョウガ(花),エビネ,アキニレ,ノリウツギが見られる.湿性園ではフシグロセンノウやオタカラコウが見られる.その後,コウヨウザン,ハンカチノキ,ドクダミ,ケグワ(果実),センダン,オガタマノキ,シナノガキを観察.温室ではアナナス類やサンタンカ,アボカド,マツバラン,ミッキーマウスノキ,バンジロウ,サガリバナ,インドボダイジュ,ウツボカズラ類などを観察.そのまま下り,駐車場で14時30分頃解散.予定していた,三野公園(みのこうえん)は時間の関係で省略した.
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低木で匍匐する性質の強いものが園芸で利用されている.ハーブ園でラベンダーやミント類をはじめとするハーブ,スモークツリー(ケムリノキ)を観察.ハーブ園からユリノキの花が見られた.ロックガーデンを経て,頂上手前の休憩所で昼食.途中でフェンネルやアメリカユクノキ,イイギリ,マンシュウクロマツ,コバノミツバツツジ,シモツケ,ボケを観察.昼食後,アカマツで覆われた一本松古墳を経由.サザンカやカンツバキ,フェイジョア,アカギ,サイカチ,サンザシ,トサミズキ,ダンコウバイ,ソメイヨシノ,ダイオウショウ,コバンモチ,ホルトノキ,[[シラカシ]],[[ツクバネガシ]],ジャケツイバラ,ネジキ,
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ハナノキ,サンゴジュを見る.竹笹園でホウライチクを観察.垰田さんから土地の境界に植えるとの説明がある.湿性園を経て温室に上がる.途中,ハカタガラクタやイヌシデ,ヤマウルシ,ネズ,ナナメノキ(大木),オオヤマザクラ,ヤブミョウガ(花),エビネ,アキニレ,ノリウツギが見られる.湿性園ではフシグロセンノウやオタカラコウが見られる.その後,コウヨウザン,ハンカチノキ,ドクダミ,ケグワ(果実),センダン,オガタマノキ,シナノガキを観察.温室ではアナナス類やサンタンカ,アボカド,マツバラン,ミッキーマウスノキ,バンジロウ,サガリバナ,インドボダイジュ,ウツボカズラ類などを観察.そのまま下り,駐車場で14時30分頃解散.予定していた,三野公園(みのこうえん)は時間の関係で省略した.
    
<div style="text-align:right">(H. Tsubota, H. Kubo & T. Hirahara記)</div>
 
<div style="text-align:right">(H. Tsubota, H. Kubo & T. Hirahara記)</div>

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