瀰山原始林
提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動デジタル自然史博物館 > 広島大学 > メインページ > 広島県の地理 > 厳島の地名 > 瀰山原始林
瀰山原始林
- 広島県廿日市市宮島にある天然記念物.
- 厳島神社から弥山にかけて広がる森林.
- 世界遺産の一部.
- Misen Primeval Forest in Miyajima (Itsukushima) Island, Hiroshima Prefecture, SW Japan is designated as a national Natural Monument in 1929 as well as a World Heritage Site together with Itsukushima-jinja Shrine in 1996.
説明
弥山原始林
大正2年にベルリン大学教授のアドルフ・エングラー博士が宮島を訪れ弥山に登山した際,ヤマグルマやマツブサなど植物系統学上の貴重な植物を見て,大いに感激した.この世界的な植物学者は「私は,できるならば一生ここに住んでここで死にたい」とまで弥山の植物を激賞したと伝えられている.彼の強いすすめで,三好学博士が天然記念物の指定を進言し,昭和4年に国指定,昭和32年には特別保護区になった.面積は158.7ヘクタールに及び弥山の北斜面を占める.ツガ林とアカガシ・ウラジロガシ・ツクバネガシなどを伴うアカマツ林から構成され,西南日本の暖帯から中間帯を代表する森林で,瀬戸内海の島に残る極相林として貴重な存在である.
現地の看板より(2018年12月26日確認,誤字一部訂正)
インターネットリソース
- 広島県教育委員会ホームページ(ホットライン教育ひろしま) / 広島県の文化財 Digital Archives of Hiroshimas Cultural Properties / 瀰山原始林 [ホットライン教育ひろしま > 広島県の文化財 > 文化財の紹介 > 文化財 > 広島県の文化財 - 瀰山原始林] https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/bunkazai/bunkazai-data-106140020.html