植物観察会/KansatsukaiPageMiniLetter524

提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動

ヒコビアミニレター No. 524(2021年3月21日)

 2021年3月21日の第647回植物観察会は広島県廿日市市宮島で開催された.天気は雨のちくもり.参加者20名.10時に大元公園に集合.当初の計画では大元公園から宮島自然植物実験所としていたが,雨の関係で大元公園から江ノ浦周辺を観察した.はじめに江ノ浦方面に向かう.途中,アラカシヤマモモクスノキヤマモガシモミウリハダカエデアカメガシワイタビカズラヒメイタビヒメハシゴシダカナメモチヤツデなどをみた.網ノ浦で開花が始まったソメイヨシノ(植栽)やシダレザクラ(植栽),満開のオオシマザクラ(植栽),ヤマザクラを観察.大元公園周辺のヤマザクラは開花しているものが多かったが,江ノ浦のヤマザクラはすでに葉桜になっていた.江ノ浦ではセンダンやサカキカズラ,クロキ,ヤブツバキ(開花),アセビ(開花),タイミンタチバナ,ヒサカキなどを観察した.大元公園に帰り,クロマツとマツグミをみる.トイレ休憩の後,大元公園を観察する.大元神社付近で満開のエドヒガン(植栽)や散り始めたトウカイザクラ(植栽)を観察した.大元公園ではモミやカヤ,ミミズバイ,シキミ(開花),イヌガシ(開花),イロハモミジ(つぼみ),ホウロクイチゴ,クロバイなどをみた.クヌギかアベマキか不明の落葉樹があったが,乾燥させて毛を確認したところアベマキであった.12時30分頃昼食.昼食後に集合写真を撮影して13時15分ころ解散した.解散後,帰る道中でフウとモミジバフウ,コバノヒノキシダ,トキワトラノオ,ヒメヨツバムグラ,サンショウ,マメヅタ,オランダミミナグサを確認.三翁神社でカラタネオガタマ(トウオガタマ)をみる.最後にうぐいす歩道のオガタマノキの花を観察した.

(H. Tsubota & S. Uchida 記)

デジタル自然史博物館 / 広島大学 / 宮島自然植物実験所 / 植物観察会のトップ / 過去のヒコビアミニレター / 古いNews | 植物 にもどる