植物観察会/KansatsukaiPageMiniLetter331

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ヒコビアミニレター No. 331 (2007年6月27日)

2007年6月17日の第456回植物観察会は広島市の100 m道路において行われた.西広島駅前に9時30分に集合.参加者は63名.太田川放水路左岸でハマサジやフクドなどの塩生植物を観察したあと,100 m道路の北側の緑地を歩く.草本類は数日前に刈り取られ,2 cm程度の高さしかない.刈り残された中にコヒルガオ,マメグンバイナズナ,ナギナタガヤ,ヨツバハコベ,ホナガイヌビエなどの外来植物を見る.クスノキに着生していたシノブは松村氏によるとトキワシノブ(栽培品)との雑種の可能性が高いとのこと.ザクロ(花)やケヤキ,モクマオウ,アオギリ,キョウチクトウ,イヌシデ,ナツメなどを見る.エノキ,ホソバタブなどは自生かもしれない.ヒマラヤスギは台風の後に大枝が切られ,いたましい姿である.平和公園で昼食.午後は白神社のところで,戦前,国の天然記念物であった「国泰寺のクスノキ」(被爆により焼失)の生育場所を梅田さんに教えていただく.その後ボダイジュの一種,ハマヒサカキ,ワルナスビ,カロライナアオイゴケなどを見,京橋川にかかる鶴見橋北側(右岸)で植栽と思われるアコウを観察し解散した.

(Y. Yoshino 記)

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