小型サンショウウオ類(サンショウウオ科) 小型の有尾目の両生類で,日本では約50種が知られているが,最近分類がすすみ細分化されている。体長は20 cm以下のものが多い。長い尾と胴長短足の姿が特徴。森林や渓流の周辺に生息し,湿った場所でみられる。動物食性で,昆虫や小型の無脊椎動物を捕食する。幼生は外鰓を持ち水中で生活するが,成体は陸上生活を送ることが多い。国のRLで絶滅危惧種に選定された種が多く,開発などで存在が脅かされている場所が多い。