奥山・高橋・渡川・福馬・瀬尾・中谷・泉・間所・大﨑・山本・池田・塩路・清水 2023
提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動奥山ほか(2023)
- 奥山星菜・高橋佑輔・渡川美咲・福馬直人・瀬尾仁美・中谷成男・泉 忠文・間所克成・大﨑壮巳・山本晃弘・池田誠慈・塩路恒生・清水則雄. 2023 (2024). 広島県東広島市福富町における絶滅危惧植物ミコシギクLeucanthemella linearis(Matsum.)Tzvelev の保全活動の記録. 広島大学総合博物館 15: 51–57.
要旨
ミコシギクは,湿地に生育する絶滅危惧植物である。全国的に生育環境が悪化しており,これまでに記録や報告がある県としては,茨城県,静岡県,岐阜県,愛知県,岡山県,広島県が挙げられる。広島県の数少ない自生地である東広島市福富町でも近年,ニホンジカの食害等の影響により,急速に本種の生育状況が悪化している状態であった。 本稿では,ニホンジカの食害により危機的な状況に陥っていた本種の生育状況の回復と持続可能な保全活動の構築を目指して,自生地近隣の東広島市福富小・中学校を中心として,地域住民や専門機関である大学や植物園と連携して実施した野外調査及び保全活動の結果を報告するとともに,今後の保全方策に向けた提言を行う。
キーワード
- ミコシギク,湿生植物,ニホンジカ,環境教育,大学地域連携