ユキヤナギ
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ユキヤナギ Spiraea thunbergii Sieb.
シノニム
その他
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > バラ科 Rosaceae > シモツケ属 Spiraea
解説
- 早春に雪のように白い花を枝いっぱいにつけ雪柳の名がある.
- 北村・村田(1979)は「日本の分布は野生化であるとする説もある」と述べているが,本県の生育地に関する限り,自然度が高く,自生であると思われる.
- 洪水時に水に浸るような岩場に生育し,太田川での下限は広島市牛田の不動院付近で,1930年代に鈴木兵二が船から確認しているが,河川改修でなくなり,現在では広島市八木(zs-9453)である.
- しばしば庭園に植栽され,近年は自動車道のり面などにも植栽されている.
花期
分布・産地・天然記念物
分布
- 広島県では,太田川と呉市広大川に自生がある.
産地
天然記念物
標本
- 加計町澄合(yy-2552),広島市宇賀峡(yw-2312),呉市二級峡(mt-10035)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- コゴメバナ
英名
広島県方言
備考
- 広島県RDBカテゴリ: 準絶滅危惧(NT)
- 環境庁コード: 28160
- 県RDB
文献(出典)
- 土井(1983),関ほか(1983b),広島市教育委員会(1988),井波(1988),広島県(1995),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
文献(出典)
- 北村四郎・村田 源.1979. 原色日本植物図鑑 木本編II.545 pp. 保育社,大阪.
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