ヤマボウシ 宮島の植物と自然
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ヤマボウシ Benthamidia japonica (Siebold & Zucc.) H.Hara
分類
ミズキ科 Cornaceae,ヤマボウシ属 Benthamidia
解説
高さ5-10 mになる落葉高木.枝は水平に広がり,葉は対生する.側脈は4-5 対で凹み,葉縁は波打つ.秋は鮮紅色に紅葉する.花期は5月中旬-6月中旬.頭状花序で,花弁は4枚.花序の基部に大きな総苞片が4枚並び,一見花びらのように見える.本州から四国,九州,琉球,朝鮮半島に分布する.広島県では内陸から山地にかけて広く分布する.宮島では海抜の高い場所だけでなく,海岸まで生育している.和名は集合果と総苞片を頭巾をかぶった山法師に見立てたもの.果実は赤くなると可食.
「宮島の植物と自然」内のページ
「宮島の植物と自然」(広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所 2009)内で掲載されているページ.
- 55 p.
文献(引用)
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