ヤマトシリアゲ 広島大学東広島キャンパス

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餌の近くでメスを待つヤマトシリアゲ(成虫オス).この後メスが飛来し,繁殖行動に移る様子が確認できた.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun.13, 2018)
ヤマトシリアゲの交尾.オス(左)は,メス(右)が餌を食べているのを見計らって交尾行動に移る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2019)
ヤマトシリアゲ(成虫メス).尾の先端はハサミ状ではない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May16, 2018)
ガの死骸を食べようとするヤマトシリアゲ秋型のオス.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 28, 2018)
ヤマトシリアゲ(ベッコウシリアゲ)の成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 10, 2020)

ヤマトシリアゲ(広島大学東広島キャンパス)

和名

学名

  • Panorpa japonica

分類

  • シリアゲムシ科 Panorpidae

分布

  • 本州,四国,九州.

解説

  • 成虫の口吻は細長く,突き出ている.
  • オスの腹部の先端はハサミがあるが,メスにはない.
  • オスは餌の近くでフェロモンを放ってメスを呼び寄せ,メスが餌を食べている間に交尾を狙う.
  • 晩夏に発生する本種は少し小柄で,また体が赤褐色をしておりベッコウシリアゲという異名をもつ.
  • 東広島キャンパスでの個体数は多い.

備考

参考文献


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