ヤチシャジン

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ヤチシャジン Adenophora palustris Komar.

シノニム

その他

分類

維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱 Magnoliopsida > キク上目 Asteranae > キク目 Asterales > キキョウ科 Campanulaceae > ツリガネニンジン属 Adenophora

旧分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > キキョウ科 Campanulaceae > ツリガネニンジン属 Adenophora

解説

  • 本種は朝鮮半島,中国大陸(東北)から日本列島に分布する大陸系の植物で,県外では愛知・岐阜・岡山県に知られ,いずれも環境の悪化で絶滅が憂慮されている.
  • 広島県では,戦前に田代善太郎や佐藤月二により報告されていたが,戦後は実光(1977)の報告があるが自然遷移で消滅し,県内では絶滅したのではないかといわれていた.
  • 1989年ころに,実光紀之によって再発見されたが,その生育地は国営の牧場のため消滅した.
  • その後,実光や浅井幹夫により,いくつかの生育地が確認されている.
  • 広島市植物公園では,種子による増殖を研究中である.

花期

  • 7月中旬-7月下旬

分布・産地・天然記念物

分布

  • 広島県では,吉備高原面に稀に分布し,湿原とアカマツ低木林の接する境界に生育する.個体数は少ない.
  • 朝鮮半島,中国大陸(東北)から日本列島に分布.
  • 愛知,岐阜,岡山,広島.

産地

天然記念物・RDB

  • 環境省RDBカテゴリ:絶滅危惧IA類(CR)
  • 広島県RDBカテゴリ(2003):絶滅危惧I類(CR+EN)
  • 広島県RDBカテゴリ(2011):絶滅危惧I類(CR+EN)
  • 広島県RDBカテゴリ(2021):絶滅危惧I類(CR+EN)

標本

  • 県中部(ns-915,ns-1530),県東部(sf-1550,ts-860823)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 53970
  • 環境庁RDB,県RDB

文献(出典)

  • 実光(1977),環境庁(1979),土井(1983),下田ほか(1989),広島県(1995),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)

引用文献

  • 実光紀之.1977. 世羅台地の自然.250 pp. 世羅町立大田中学校,広島.

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