ムツトゲイセキグモ 広島大学東広島キャンパス

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粘球がついた糸を振り回すムツトゲイセキグモの亜成体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 8, 2023)
ムツトゲイセキグモの亜成体.分かりにくいが,頭胸部に計6本のトゲをもつ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 8, 2023)

ムツトゲイセキグモ(広島大学東広島キャンパス)

和名

  • ムツトゲイセキグモ

学名

  • Ordgarius sexspinosus

分類

  • コガネグモ科 Araneidae

分布

  • 本州,四国,九州,南西諸島.

解説

  • 広葉樹林やその林縁部で見られ,都市部の公園でも観察することができる.
  • 頭胸部に計6本の突起があり,同属のマメイタイセキグモとはメスがあまり類似しない.
  • いわゆるナゲナワグモであり、湿度の高い夜に粘球の付いた糸を第二歩脚で振りまわして蛾を捕らえる.
  • 粘球にはある種の蛾のフェロモンに類似する化学物質が含有されている(化学擬態)と考えられる.
  • 記録の少ない希少種.
  • 東広島キャンパスでの個体数は少ない.

備考

参考文献

  • 新海 栄一. 2017. 増補改訂版日本のクモ. 408 pp. 文一総合出版, 東京.

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