ミクルマガエシ 廣島大學櫻曼荼羅

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ミクルマガエシ(御車返し)の花(広島県東広島市鏡山 東広島キャンパス国際協力研究科; 撮影: 池田誠慈, Apr. 9, 2019)
ミクルマガエシ(御車返し)の花(広島県東広島市鏡山 東広島キャンパス国際協力研究科; 撮影: 池田誠慈, Apr. 12, 2019)
ミクルマガエシ(広島県東広島市 広島大学東広島キャンパス; 撮影: 青山幹男)
ミクルマガエシ(御車返し)の花(広島県東広島市鏡山 東広島キャンパス国際協力研究科; 撮影: 池田誠慈, Apr. 16, 2019)
ミクルマガエシの花(広島県東広島市 東広島キャンパス国際協力研究科; 撮影: 池田誠慈, Apr. 14, 2017)

目次

ミクルマガエシ Cerasus Sato-zakura Group 'Mikurumakaisi' Koidz.

ミクルマガエシ(Mikuruma-gaeshi 御車返し):C. Sato-zakura Group 'Mikurumakaisi' Koidz.

ヤマザクラ群サトザクラ系栽培品種.4 月中旬開花.一重と半八重(花弁数6–7).花径5 cm,花弁は淡紅紫色.雄しべの花弁化が安定していないため,同じ樹に一重と半八重が混在.和名は花を見た貴人が確認のため車を引き返して見たとの逸話に因む.

シノニム synonym

  • Cerasus serrulata 'Mikurumakaisi'

別名

  • キリガヤツ,キリガヤ(桐ヶ谷), カマクラザクラ(鎌倉桜).
    • 鎌倉の桐ヶ谷に因んだものとされる.室町時代に,足利尊氏将軍が桐ヶ谷の桜を京都御所に左近の桜として植えた故事あり.
    • 現在,鎌倉市に桐ヶ谷とされる地名が見つからず.神奈川県鎌倉市材木座.現在の由比若宮(元鶴岡八幡宮)のあたりか?-> 桐ヶ谷とは材木座付近の谷戸(やと・やつ)のこと(谷戸とは鎌倉に多い地形のこと).-> 長勝寺(神奈川県鎌倉市材木座2丁目12-17)から光明寺(神奈川県鎌倉市材木座6丁目17-19)にかけての谷戸?弁谷の碑(神奈川県鎌倉市材木座6丁目9-23)あたりか?
    • 鎌倉市極楽寺(神奈川県鎌倉市3丁目6-7)にも樹木あり.
  • 八重一重

解説

  • 栽培品種(ヤマザクラ群サトザクラの仲間)
    • 江戸時代から知られていた品種
  • 植栽
  • 大きめの花で,鮮やかなピンク色(淡紅色)が特徴.一本の木に一重の花と八重の花の両方の花が開花する(半八重).
  • 開花期: 4月上旬~中旬
  • 名の由来は,牛車に乗った貴人がこの花をご覧になり,一重か八重かで言い争って,確かめようと車を引き返したという逸話に由来する.
    • 名由来として「後水尾天皇が今日の寺で花見を終えた帰路,あまりの美しさに牛車を返して再びご覧になったとされることから」とするのは誤りとのこと(勝木 2015, p. 114).

広島大学内での生育場所

  • 国際協力研究科周辺(東広島キャンパス)

由来

ミクルマガエシ(御車返し,御車還し)

基本データ

和名・品種名
御車返し
読み
ミクルマガエシ
開花期
4月中旬
淡紅紫色
花弁数
一重+半八重
サイズ
小高木
樹形
箒状
場所
国際研
本数
3

文献


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