マルタンヤンマ 広島大学東広島キャンパス
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マルタンヤンマ Anaciaeschna martini
和名
学名
- Anaciaeschna martini
分類
- ヤンマ科 Aeshnidae
分布
- 東北地方~奄美大島.
- 放棄水田や調整池などで一時的に発生することもあるが,安定した多産地は少ない.
解説
- 平地~丘陵地の,樹林に囲まれた抽出植物(ヨシやマコモ,ヒメガマ等を指す)の豊富な池沼や湿地,放棄水田に生息している.
- 卵期間は2~3週間程度,幼虫期間は8か月~1年程度(1年1世代).幼虫で越冬する.
- 成虫は褐色みが強く,未成熟個体は黄色い斑紋を持つが,成熟すると体紋が♂はコバルトブルー,♀は緑色に変化する.成熟♂では,複眼も鮮やかなコバルトブルーになり,成熟♂♀とも翅の褐色みが増す.特に,♀は翅の基部の濃褐色班が目立つ.
- 国内の種ではトビイロヤンマと近縁.
備考
参考文献
- 尾園 暁,川島 逸郎,二橋 亮. 2012. ネイチャーガイド 日本のトンボ. 192 pp. 文一総合出版, 東京.
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