フタスジナメクジ 広島大学東広島キャンパス

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フタスジナメクジ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 岩﨑元道, Mar. 14, 2020)
交接するフタスジナメクジ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Nov. 11, 2021)
ナメクジの卵.ひとつひとつが楕円形で,湿った落葉の中に塊になって産みつけられる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Dec. 4, 2020)

フタスジナメクジ(広島大学東広島キャンパス)

和名

  • フタスジナメクジ
  • ナメクジ

学名

  • Meghimatium bilineatum

分類

  • ナメクジ科 Philomycidae

分布

  • 本州,四国,九州

解説

  • いわゆるナメクジ.
  • 体長が最大10㎝程になる中型のナメクジ.
  • 国外外来種チャコウラナメクジと並び,最も普通に見られるナメクジである.
  • 体色には灰色から茶色など個体差があるが,背部に明瞭な3本の線が入り,チャコウラナメクジの甲羅のようなでっぱりはなくすべすべしている.
  • 雑食性だが,主にキノコや柔らかい植物などをよく食べる.
  • 不快害虫や農作物の害虫として嫌われる.
  • 東広島キャンパス内では普通に見られ,特に雨の日は多い.
  • チャコウラナメクジがやや乾燥した環境でも見られるのに比べ,こちらはより湿潤な環境を好む.
  • ヤマナメクジとは,背面に明瞭な黒い斑点がないことで識別できる.

備考

参考文献

  • 武田晋一・西 浩孝. 2015. カタツムリ ハンドブック. 文一総合出版, 東京.

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