ヒメヒカゲ

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ヒメヒカゲ.広島県では絶滅危惧Ⅱ類に指定されている(環境省カテゴリでは絶滅危惧ⅠB類)(広島県東広島市; 撮影: 佐藤祐輔, Jun.14, 2020)


ヒメヒカゲ Coenonympha oedippus

分類

節足動物門 Arthropoda > 昆虫綱 Insecta > チョウ目 Lepidoptera > アゲハチョウ上科 Papilionoidea > タテハチョウ科 Nymphalidae > ジャノメチョウ亜科 Satyrinae > ジャノメチョウ族 Satyrini > ヒメヒカゲ属 Coenonympha > ヒメヒカゲ Coenonympha oedippus

解説

  • 国内では本州のみに分布.国外では朝鮮半島よりヨーロッパにわたってユーラシア大陸に広く分布する.
  • 広島県に生息する本種は本州中部・近畿・中国地方亜種(ssp. arothius)に属する.
  • 年1回の発生.暖地では6月上旬から,寒地では7月上旬から出現する.
  • 食草はヒメカンスゲやヒカゲスゲなどカヤツリグサ科を好む.
  • 越冬態は3齢幼虫.

天然記念物・RDB

  • 環境省RDB:絶滅危惧IB類(EN)
  • 広島県RDB(2011):絶滅危惧II類(VU)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • 特になし.

英名

広島県方言

  • 特になし.

備考

文献(引用)

  • 白水 隆. 2006. 日本産蝶類標準図鑑. 336 pp. 学習研究社, 東京.
  • 日本蝶類保全協会(編). 2019. フィールドガイド 日本のチョウ, 増補改訂版. 343 pp. 誠文堂新光社, 東京.

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