ヒメゲンゴロウ

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ヒメゲンゴロウ. 田んぼやため池などでよく見られる(広島県東広島市鏡山; 撮影: 有村拓真, Jan. 22, 2024)
ヒメゲンゴロウの幼虫(広島県東広島市鏡山; 撮影: 有村拓真, Arp. 8, 2024)

ヒメゲンゴロウ Rhantus suturalis Macleay, 1825

分類

節足動物門 Arthropoda > 昆虫綱 Insecta > コウチュウ目 Coleoptera > ゲンゴロウ科 Dytiscidae > ヒメゲンゴロウ亜科 Colymbetinae > ‎ヒメゲンゴロウ属Rhantus > ヒメゲンゴロウ Rhantus suturalis

解説

  • 体長: 11-13 mm
  • 主に止水域で見られ, 個体数は多い. 冬季も水中でよく見られる.
  • 6-9月下旬に植物表面に産卵し, 約1ヵ月で羽化する. 年2-3化と考えられ, 幼虫は長い期間確認される,

分布・産地・天然記念物・RDB

分布

  • 北海道, 本州, 四国, 九州, 対馬, 南西諸島, 小笠原諸島.
  • 朝鮮半島, 中国, 台湾, 東南アジア, ロシア極東部-ヨーロッパ.

産地

天然記念物・RDB

  • 該当なし

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

ギャラリー

  • 前胸背中央にに楕円形の黒色班があり, 上翅に黒褐色の細かい顆粒状斑がある.

関連ページ

参考文献

  • 川合禎次. 1992. 日本産水生昆虫検索図説 An Illustrated Book of Aquatic Insects of Japan. 314 pp. 東海大学出版会, 東京.
  • 中島 淳・林 成多・石田和男・北野 忠・吉富博之. 2020. ネイチャーガイド 日本の水生昆虫. 352 pp. 文一総合出版, 東京.
  • 中村慎吾. 2014. 広島県昆虫誌, 改訂増補版. 2650 pp. 比婆科学教育振興会, 広島.
  • 三田村敏正・平澤 桂・寄居重幸. 2017. ゲンゴロウ・ガムシ・ミズスマシ ハンドブック. 176 pp. 文一総合出版, 東京.
  • 佐藤正孝・吉富博之. 2018. コウチュウ目(鞘翅目) Coleoptera. pp. 707-790. 川合禎次・谷田一三(編). 日本産水生昆虫 科・属・種への検索, 第二版. 1661 pp. 東海大学出版部,神奈川.

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