ヒゴタイ

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ヒゴタイ Echinops setifer Iljin

シノニム

その他

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > キク科 Asteraceae(Compositae) > ヒゴタイ属 Echinops

解説

花期

分布・産地・天然記念物

分布

  • 本種は朝鮮半島から対馬,五島列島,九州(全県),本州(山口・広島・岡山・島根・鳥取・三重・岐阜・愛知県)に分布しているが,いずこも絶滅寸前の状態である.大陸系要素の一つで植物地理学上から貴重種である.
  • 吉備高原面に稀に分布し,これまで高野町,比和町,口和町,東城町(絶滅),総領町,神石郡三和町,甲山町(絶滅)などから確認されているが,著しく減少している.
  • 実光紀之が甲山町で観察したところによれば,以前は沢山あり盆花として使われていたが,森林の遷移が進んで日陰となり消滅したとのことである.

産地

天然記念物

標本

  • 総領町(ts-950624)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • ルリヒゴタイ

英名

広島県方言

備考

  • 広島県RDBカテゴリ: 絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
  • 環境庁RDBカテゴリ: 絶滅危惧IB類(EN)
  • 環境庁コード: 57510
  • 環境庁RDB,県RDB

文献(出典)

  • 広瀬(1952),環境庁(1979),井波(1981),土井(1983),山下(1988),広島県(1995),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)

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