ハイゴケ 広島大学東広島キャンパス

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ハイゴケ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 弘松瑶希, Dec. 25, 2020)
ハイゴケの拡大(広島県東広島市鏡山; 撮影: 弘松瑶希, Dec. 25, 2020)

ハイゴケ(広島大学東広島キャンパス)

和名

学名

  • Calohypnum plumiforme (Wilson) Jan Kučera & Ignatov

シノニム

  • Hypnum plumaeforme Wilson

分類

  • キヌゴケ科 Pylaisiaceae

分布

  • 日本国内では,北海道~琉球に分布.

解説

  • 日当たりの良い地上や岩上,樹皮上に生育し,キャンパス内では植栽樹木の木の根元や,生態実験園などで見られる.
  • 生育環境によって生育形や植物体の色に変異が見られる.乾燥した環境に生育している植物は茎が地面から斜上していることが多い.
  • 葉先が鎌形に曲がり,中肋は葉基部から2又して短く,あまり目立たない.葉細胞は線形.
  • 翼部(葉基部の両端部分)は膨らみ,下部の細胞は大型で方形〜長方形,薄膜.
  • 以前はハイゴケ科 Hypnaceaeに置かれていた.

ギャラリー

関連ページ


参考文献

  • 岩月善之助(編). 2001. 日本の野生植物 コケ. 355 pp + 192 pls. 平凡社, 東京.
  • Kučera, J., Kuznetsova, O. I., Manukjanová, A. & Ignatov, M. S. 2019. A phylogenetic revision of the genus Hypnum: Towards completion. Taxon 68: 628-660.



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