ハイイロチビミズムシ
提供: 広島大学デジタル博物館
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ハイイロチビミズムシ Micronecta sahlbergii Jakovlev, 1881
分類
節足動物門 Arthropoda > 昆虫綱 Insecta > カメムシ目 Hemiptera > カメムシ亜目 Heteroptera > ミズムシ科 Corixidae > Micronecta > ハイイロチビミズムシ Micronecta sahlbergii
解説
- 主に止水域に生息するのチビミズムシの仲間. 田んぼや蓮田のような浅く開けた環境を好み, しばしば高密度で見られる.
- オスには発音器があり, 結束バンドを占めるような音がする.
- オス前脚跗節爪は先端部が広がり, スプーン状となる.
- 模様には変異が多く跗節爪を含め形態的な特徴は, クロチビミズムシと酷似しており, 確実な同定には交尾器を見る必要がある.
- 交尾器左把握器はS字に曲がる.
分布・産地・天然記念物・RDB
分布
- 本州, 四国, 九州, 南西諸島
- 朝鮮半島, 中国, 台湾, ロシア極東部, 東南アジア
産地
天然記念物・RDB
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
ギャラリー
備考
関連ページ
参考文献
- 中島 淳・林 成多・石田和男・北野 忠・吉富博之. 2020. ネイチャーガイド 日本の水生昆虫. 352 pp. 文一総合出版, 東京.
- 三田村敏正・平澤 桂・吉井重幸. 2017. 水生昆虫2 タガメ・ミズムシ・アメンボ ハンドブック. 132 pp. 文一総合出版, 東京.
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