ニホントカゲ
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二ホントカゲ Plestiodon japonicus
分類
動物界 Animalia > 脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 爬虫綱 Reptilia > 有鱗目 Squamata > トカゲ亜目 Lacertilia > トカゲ科 Scincidae > トカゲ属 Plestiodon > ニホントカゲ Plestiodon japonicus
解説
- 本州西部と四国,九州,およびその周辺の島々に分布.
- 広島県では市街地を中心に数が減っているが各地に広く分布.
- 宮島では日当たりの良い岩場や山道周辺,民家の庭先などで観察できる.
- 民家の庭先などでは,ニホンカナヘビと同所的に見られる場所もある.
- 幼体の体は黒地で頭部から尾部に向かって5本のすじ(縦帯)があり,尾が鮮やかな青色をしている.成長するにつれて縦帯や尾の青色は失われていく.
- 繁殖期のオスには,顎(あご)や喉にオレンジ色の婚姻色が現れる.
- 昼行性で昆虫,クモ,ミミズなどを食べる.日中は日当たりの良い場所で日光浴をする.
- いわゆる「トカゲの尻尾切り」(自切)を行い,捕食者から逃げる.
- ニホントカゲとニホンカナヘビの見分け方も参照.
天然記念物・RDB
- 広島県RDBカテゴリ(2003):準絶滅危惧 (NT)
- 広島県RDBカテゴリ(2011):準絶滅危惧 (NT)
- 広島県RDBカテゴリ(2021):準絶滅危惧 (NT)
- 環境省RDBカテゴリ:該当せず
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- トカゲ
英名
- Japanese five-lined skink
広島県方言
- とかげ
ギャラリー
サクラの幹で日光浴をするニホントカゲ(亜成体).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul.12, 2018)
備考
文献(引用)
- 比婆科学教育振興会(編). 1996. 広島県の両生・爬虫類. 168 pp. 中国新聞社, 広島.
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